まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter63_正反射。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
また講座を受講する順番は、section1→section4→section5→section6→section2→section3→section10→section9→section8→section7を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
正反射という言葉を聞いたことがるだろうか。対義語は乱反射だ。光が物体にあたったときに反射する形が多様な角度で起こり一定の方向に決まって反射することを正反射といい、いろいろな角度に反射すると乱反射という。物理の授業ではないので原理は置いておいて、どのように描くべきかについて解説しよう。乱反射はみなさんが日常的に見ている。ボールを見ているとしよう。そのボールが赤色だとして、横から眺めても赤く見えるはずだ。乱反射は全体的に広がっていき、赤いボールは四方に赤い光を放つ。すべての日常的な物体は乱反射と言っても良い。正反射はどうだろうか?簡単に観察できるものはハイライトだ。厳密にいれば違う場合もあるが、ハイライトがわかりやすい。右側から見る場合と左側から見る場合でハイライトの位置が、角度が異なる。そのように正反射は見る位置によって条件が変わる。更にわかりやすいのは鏡だ。全体的に正反射が起きており、一番強力なものだ。写真:磨かれた白いテーブルが有り、窓や正面を反射している。これも正反射だ。単純に明るいだけでなく、黒いもの(冷蔵庫)も反射している。しかしこの物体は反射率100%ではないため乱反射も混じっている。艶のある素材はハイライトがある。先程も説明したように正反射で起こることが多い。厳密にはそこから出る色で最も明るい色のことをハイライトという。しかしハイライトは正反射でのみ起こるわけではない、乱反射の場合もある。
自動車の写真を見てみよう。車のボディとガラスに独特な形のハイライトが映っているが、これは天井の照明の形だ。みなさんがこの車にハイライトを丸で描いたとしたら、その車の上に円形の照明があるということになる。太陽や蛍光灯など照明の形を作ったら鏡のように映るのだ。しかし全てが正反射になるわけではない。右側の車の写真は照明が映っていないがボディは光っている。これは空の反射だ。このようにハイライトが照らしていなくても映り込んでいる。
なぜ艶のある素材には白と黒が交差しているのか疑問に思ったことは無いだろうか。一般的に鉄、鎧、武器などがそれだ。鉄だからといって無条件に白と黒があるわけではない。写真を見てほしい、周りに白と黒の物体がある。正反射が強いほど周りの物体を反射する。もしも壁が赤色あったら赤色が映り込むだろう。
私達が正反射を理解するためには鏡のメカニズムを知る必要がある。画面の青色の四角形が鏡だ。カメラを移動するとポストと車がくっいているように見える。実際に描くときは鏡の位置を計算したあと線対称に描く練習をしなければならない。もし鏡が傾いていた場合はどうだろうか?宙に浮かんでいるように見える。水に浮かんでいる場合は底面を基準にして逆さまになる。これを人の頭で計算するのはかなり時間がかかるし難しい。参考資料をたくさん用意して解決してみよう。
今回は正反射について。例えば湖面を飛んでいるキャラクターなど描くときに湖に反射させる必要があるだろう。反射に関しては本格的にチャレンジするのはまだ先にしておきたい。しばらくはデッサンの練習をする。


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