まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter76_生まれつきのセンスと才能による改善法。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
また講座を受講する順番は、section1→section4→section5→section6→section2→section3→section10→section9→section8→section7を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
今まで密度と視野について説明してきた。完成度調整ができていない場合視野がとても大きな影響を及ぼす。実は生まれつきの才能がある人は視野が広い人が多い。一方で視野が狭い人もいる。これは良い・悪いではなくただそう生まれただけだ。視野が広い人にもメリット・デメリットがある(狭い人も同様)。どんな感じかを比較しながら自分が視野が広いかどうかチェックしておこう。
視野が広い人はポーズドローイングが上手だ。空間を把握してその流れを読む。空間知覚能力が優れているのだ。透視も得意で絵の構図が得意だ。そのため第一印象が強い。絵を見た時この人のポーズがとても自然だと感じたり表情が自然だと思う絵を描くことができる。更に空間の表現が上手なので、生まれつきのセンスが良いという言い方もするだろう。周りの人からすると絵の説得力が高く雰囲気が整っている印象だ。デフォルメも上手で簡潔な絵柄を持っている。作業速度が非常に早い。短時間で絵を仕上げてしまう。このようなスタイルの人は絵で得をしていく傾向にある。しかしデメリットとしては、ディティールをつけるのが苦手な人が多い。アマチュアの世界では良いが、プロの世界になるほどディティールをつけることが求められる。
視野が狭い人は観察力と集中力に長けている。このような方は観察力が鋭いとも言い換えることができる。しかしアウトプットが苦手で、絵が常に繊細だ。髪の毛1本1本にこだわったり、悪く言うと過密になる。作業時間は長く、空間を取ることは苦手で重苦しい絵になる悪い癖がつきやすい。要はアウトプットの効率が悪いのだ。しかし視野を広げるトレーニングをすると蓄積されてたものが爆発する可能性を秘めている。
視野が広い人は狭く見る訓練を、狭い人は広くする訓練方法について。視野が広い人は細部描写をする時に拡大して描く練習をしよう。辛い場合は画面を切り抜いて決められた範囲だけを描写する。全体をラフで完成させた段階ですぐ線画に移行せず、髪の毛の顔たまりや細かい描写をチェックしてみよう。10分程度で終わる。面倒くさがらずに中間過程を設けることでクオリティがアップするだろう。密度を高める必要はない。このようなスタイルは構図や流れを取るのが上手なのでオブジェクトを増やしたり人物を追加することで密度を解決するほうが良い。
視野が狭い人は広げる訓練をする。最初のラフから果敢に大きく描こう。ラフのときから1つ1つきれいに描こうとする傾向が強い。最初の段階ではいつも大きな絵を描こう。汚くなっても大丈夫だ。もう一つは順番を守って描こう。大きい単位から小さい単位に移る過程を守ることで、大きいもの、小さいもの、更に小さ物…という風に描写する。このようなスタイルの人は目や眉、髪の毛を時間を描けて1日中描いていたりする。絵を拡大しすぎているから問題なのだ。自分が他の箇所をどれだけ放置しているのかを意識することで、細部に没頭しすぎるのを防ぐことができる。クリスタでは全体を映すナビゲーター機能がある。画面の端に置くだけでも自分の視野の狭さがわかるだろう。視野が広い人は空間知覚能力が優れていると述べた。空間知覚能力を鍛えることでも視野の拡大につながる。日常生活で物体と物体(例えば椅子とテーブルの距離)を観察し続けることも視野拡大につながることを覚えておこう。しかし視野が影響を及ぼすのは中級レベル以上だ。初心者レベルの人はとにかくデッサンの練習が優先だ。
自分が視野が広いか、と問われたらNOと答えるが、視野が狭いかと言われるとそうでもない。まきあっと先生の話によれば、本当に視野が狭い人は目や髪の毛単位で細かく描写している人のことらしいからだ。私はそこまで拡大して描くことは無いので完全に視野が狭いわけではなさそうだ。とすれば中間あたりに位置しているのだろうか、しかし個人的には視野は更に広く保ちたい。細かい描写がおざなりになるが、全体のインパクトや構図、印象を強化したいからだ。最近は引きで画面全体を見ながら描く練習をしている。あとは同時並行して足や靴の細部描写の練習をしていく予定。しかしこれが難しいのだ。
section8を総括すると密度を高めて完成度を高めるには、画面全体を見る癖をつけて細かいところを細部描写しようということになる。文章で書くと簡単に聞こえるが、しかしこれは絵を描いている人ならば生涯つきまとう命題かもしれない。
靴の練習、細かく見るというのもできていない…。特にヒール。当然ながらヒールなんて履かないので足の構造や細部描写の訓練をしていかなければならない。








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