【Coloso練習帳】まきあっと_chapter72

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter72_遠いほどまとまるかたまり。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番は、section1→section4→section5→section6→section2→section3→section10→section9→section8→section7を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


今回はより実践的だ。遠近法などを用いて更に完成度をアップさせよう。大切なのは重要度だ。描きたいテーマがはっきり見えるようにして、見せたくない部分はぼんやりとさせる。この相反する2つの命題を同時に達成してこそ絵が上手だと言えるだろう。近くのものがぼんやりしたり、遠くのものが鮮明だと人は本能的に違和感を抱く。正確な位置に描写をして、残りを果敢に切り捨てることで完成度が一気にUPする。今回は厚塗りに焦点を当てて解説する。実際に厚塗りの絵を解説しながらどのような過程を辿るのか一緒に見ていこう。

最初はスケッチとした色を大まかに描く。厚塗りを描く人が良くするミスとして、物体と物体との境界線は明確にしとかないと後で整理するのが難しくなる。普段絵を見るときに散らかって見えたりあるいはごちゃごちゃしすぎて見える場合は絵の境界線を崩さないように作業していこう。まずはレイヤーを一つにまとめる。下色の段階で互いのカラーの影響を表現しよう。例えば反射光を入れたり空気遠近を入れたりetc…。すべての物体は互いの色に影響を与える。黒は横に高彩度の色があればその影響を顕著に受けやす周辺のはっきりとしたカラーをぼかしで弱める。背景を描く場合はキャラクターよりも曖昧に見えるようにぼかしを描ける。明度コントラストを一段階下げておこう。スクリーンレイヤーを使っても良い。実際にどこを強調するかも大切だ。物理的に近い距離と顔(顔は密度が高い)と計画と立てておこう。その他の部分は少し崩すように作業をしていこう。まずは崩した状態から整えるのが厚塗りの特徴だ。近くにあるものは明度コントラストを上げていこう。服の皺など細かい部分は今の状況では描かない。ただ指の間の影はクリーンアップしておこう。詳細な描写をするかどうかはあとでも決定できる。余談だが厚塗りは線が太いほうが良い。色を塗るときに線の上から塗って細めたり明暗境界線を作ることができるからだ。腕のボタンは重要ではないので線画自体を色で潰す。その代わりシルエットを強調しよう。髪の毛の先も少し削って透明感を演出する。

ある程度ベースが整い始めたらオクルージョンシャドウを基準として細かい描写を追加する。オクルージョンシャドウは強い影だ。遠くの部分には適用されない。よく見せたい箇所を選んで入れていこう。ご覧の通り可視性が強いので身長に作業しよう。目立たせない箇所にもオクルージョンシャドウを少し入れていくが薄くしていこう。オクルージョンシャドウは線画の役割も兼ねる。同時にクリーンアップしていこう。厚塗りは時間がかかる方法だ。いつ完成するかも分からずさまよい続けるよりも、描くべき箇所と捨てる箇所を選んでいくことで作業時間を短縮できる。近くにあるほどハイライトや材質の表現に力お入れ細かく描写する。白いハイライトは目立つので注意して使おう。高彩度も同様だ。遠くのものはできるだけ控えて、強調したい箇所だけに入れよう。


今回は厚塗りのメイキング映像。遠くと近くでどれくらい塗り方、描き込み度を変えるのかについての説明がメイン論点だった。収穫としては、レイヤー構成を極めてシンプルにしなければならないと分かったことだろう。色レイヤーをすべて統合して1枚のレイヤーとし、そこから輪郭線やオクルージョンシャドウもすべて1枚のレイヤーに描き込んでいく。私はレイヤー使いまくりで肌、髪、服など細かく分けていたので参考になった。色トレスをして線画に色を塗っていたが、(厚塗りはそもそも線画はないが)線画と色レイヤーを統合してそこに光を当てるなど、工夫の余地が生まれたのは大きい。プロの絵師のメイキング解説をみるととても参考になる。

次からは脚の練習、靴の練習に行きたい。

2025-09-09|
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