キムラッキ先生「人体図形化ドローイング入門」(全27講 44時間 41分)を購入したので消化していきます。今回はchapter7 全身の比率(男性)。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
また受講にあたってはchapter1からchapter5までは後回しにする。というのも最初は透視遠近法の話だからだ。chapter6から人体のドローイングになるので、私のモチベーション的にまずそこから進めて、chapter1から5を最後に回す。
私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートには一応モザイクをかけている。というのも、″作品″はアップしていいよと規約に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、″作品以外については″アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)
以下章の内容。
正面と横と斜め45度から人体を頭から爪先まで描く。8頭身モデル。前回説明したように胴体から描いていく。今回の講座で最も重要なのは全身の比率を捉えることだ。まずはボックスから、1番、2番、3番ボックスと呼ばれるものを描く。そこに胸郭が収まるように。3番ボックスには上前腸骨棘を描いて骨盤をいれる。一般的に8頭身の人体を最も理想的な比率として見るが、これはルネサンス時代から美の基準として確立されてきたものだ。膝の位置は点を打って、最後に爪先まで。ちょうど中間部分に手の甲が収まる位置になる。
人体図形で大事なのは骨は硬くて筋肉は柔らかいということだ。何らかの動きを行うときに筋肉は曲がることもあれば押しつぶされることもある。しかし骨は動かない。上腕は瓶を逆さまにしたイメージで手首にかけて細くなっていく。鎖骨のラインは肩とぶつかる。腿の付け根は大腿骨大転子のライン。両者がつながっている部分が恥骨結合。足の長さは膝まで:爪先までで1:1。この骨組みに基づいて左右対称にかけるようにしよう。最も重要なのは上半身:下半身が1:1であること。これはクロッキーの時にも学んだことだ。
側面から。上半身はもともと後ろにそっている。したがって下半身は少し前に出ていることがわかるだろう。まずは比率に集中してほしい。手首は1/2の地点。正面では左右対称が大事だが、側面では流れが大事だ。Sカーブのラインなどをきれいに描こう。足は垂直でないことがわかるだろう。初心者にありがちなのは足を垂直に描いてしまうことだ。部分的なガイドラインを引いてみよう。それぞれのパーツの1/2だと思ってくれればいい。この線についてはまたあとの章で詳しく解説する。
前からの斜め45度。ある意味では2点透視の描き方だ。アイレベルは頭。真ん中を捉えて左右対称になるように描いていこう。パーツが重なっているものは位置番前にあるものから会得てくべきだ。人体は柔らかいシリコンで考えよう。図形化するときに多くの人が混乱するのは材質の感覚だ。パーツが重なっているとなおさらそうだ。パーツ同士が押し合ったりする。上前腸骨棘と恥骨結合。見えないところは透視の概念を適用しよう。絵を描く時は全体を見ながら描こう。手や顔を個々のパーツとして描くとバランスがおかしくなってしまう。
後ろからの斜め45度。後ろのほうが難しいという人は、描き慣れていない人が多い。大抵は正面から描いてしまうから、後ろのほうが情報が少ないのだ。ここでも傾きが一つの消失点に向かって伸びているのがわかるだろう。仙骨のライン。後ろの僧帽筋。これは立体感を線で表現している。絵を描く人間からすると線は立体感を表現する手段だ。線を追っていくことに囚われてはいけない。後ろは脊椎の流れが大切だ。
ドローイング終了:清書はしていない。この章では全身の比率がメインなので、そこの観点から分析。今回の講座で1番学んだことは、上半身と下半身は沿っているということだ。人体は垂直に立っているわけではない。そこの意識が欠けていたので今後全身を描くときには気をつけたい。あとは描き方。ラッキ先生のように骨組みから直で清書に近いものが出来ればよいのだろうが、まぁ1回ラフを挟まないと無理。ラッキ式人体むずくないか…?
課題:下半身の描き方が分からない。今まで下半身って描いてくる機会が殆どなかった。経験値不足。今まではバストアップや上半身メインだったからだ。なので全身を描くときに下半身や靴の描き方が良くわからないという実感がある。手も同様。細かい描き方の分析はそれに特化した章があるのでその時に練習。
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