【Coloso練習帳】まきあっと_chapter58

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter58_寒暖対比。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1→section4→section5→section6→section2→section3を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


肌の影をつけるときに、カラーサークルの色相を少しずらした色を使うと良いという説明を受けたことがないだろうか。しかしそこから更に一歩踏み込んで、空の青色を影に反映させると良い効果が生まれる。その理由は環境光の空の色が肌に吸収されるからだ。そしてハイライトの部分は、太陽光が当たっているため暖色系になる。すると明るい部分には暖色の光が入り、影の部分には寒色が入る。これを寒暖対比と呼ぶ。絵を見るときにも光は温かい感じがして、影は冷たい感じがすると自然な印象を与える。従って可能であれば寒暖対比として影に青色を混ぜるのは良い方法だ。光が当たる部分に敢えて暖色系を入れる必要はない。なぜなら寒色をいれることで、光は自動で相対的に温かい色になるからだ。寒暖対比を必ず起こさなければならない訳では無い。寒暖対比は様々なスキルの一つであって、それなしでも上手に描いている方はたくさんいる。

一般的に赤から黄色までは温かい色とされる。一方で青色からシアン(水色)までは寒色系だ。寒暖対比としてどのような色を組み合わせるかによって印象も変わる。私(まきあっと先生)の印象では、正解はないが大きく3つに分かれる。画面いちばん上は韓国の人に多い。真ん中は日本の人に多く、下は中国の人に多い。いちばん上は光の色としてオレンジ色を使う。オレンジ色のカラーで日差しの温かい感じ、言葉通りの寒暖対比を演出する。肌の色は紫色だ。紫は寒色の中でも温かい色だ。つまり暖色+暖色っぽい寒色の組み合わせ。日本の人に多いのは影を青くすることだ。青い感じを下に敷いて光を薄い黄色として使う。レモン色は暖色の中でも冷たい色だ。そのため日本スタイルは全体的に冷たい印象を与える。寒色+寒色っぽい暖色。日本は青空がよく見えるから、多くの人にとって青色の影の観察が適用されてこのようなスタイルが定着したのではないか。中国スタイルはこれまでにない組み合わせだ。メインの光の色として赤色を使う。そして影に緑色を使う。普段目にすることのない光と影の組み合わせだ。寒暖対比を演出しつつ異世界ファンタジーものの雰囲気をひねって組み合わせた演出方法だ。実際に見たときは不思議な照明という印象を与える。

自分の絵に寒暖対比を取り入れる方法。補正を利用する方法がある。このときの補正は補正レイヤーを使う。レイヤー>新規色調補正レイヤー>カラーバランス。寒暖対比を出すには明るい色は明るい感じ、冷たい色は冷たい感じを演出する必要がある。ハイライトを選択して、レッドとイエローをいれてみよう。温かみのある絵に変わった。シャドウに移行するとふたたび初期値に戻る。個別に保存されるので安心してほしい。主軸はシアンとブルー。やりすぎないように注意。画面右側が寒暖対比になっている。

直接補正する方法。加算レイヤーを使って暖色系のオレンジ、暗い色を全体に塗っていく。これは光を与えるレイヤー属性だ。その後シャドウレイヤーを使う。乗算レイヤーに明るい、淡い青を適用しよう。青みがかったグレーの感じが出たらOKだ。肌の色は紫or赤色の薄い色を同じく乗算レイヤーで乗せていく。補正でカラーラフを作った後にスポイトで吸い取って、補正を切って塗っていっても良い。


色温度を踏まえた寒暖対比の演出は、私にとってはかなりレベルが高い話だ。まずは前章で学んだ色温度を統一するところから始めたい。そういえばソジ先生も寒暖対比の話をしていた。曰く明度対比や寒暖対比などの対比演出を組み合わせると視聴者の視線を誘導しやすいそうだ。この辺りはかなり高度な話なので、現時点で深追いはせず、とりあえず補正レイヤーで軽く色味を調整するだけに留めておくかも。

面クロッキー。1時間くらい?陰影をつけるのが難しすぎる。顔の凹凸の表現と髪(カールしている)の立体の表現ができなかった。

2025-05-15|
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