【Coloso練習帳】まきあっと_chapter46

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter46_フォームシャドウ。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1⇢section4⇢section5→section6を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


影について勉強をする時は球体を例として学ぶ事が多い。(実演)画面の球体に注目。球体の内部に影がある。正確な表現ではないがコントラストがある。このコントラストに相当する影のことをフォームシャドウという。

もう少し厳密に説明すると、光の入射角によって表面の明るさが変わる結果できる影のことをフォームシャドウという。物体があり、表面がある。照明を配置して光の入射角が90度真上からとしよう。すると物体の上側が最も明るくなる。太陽について考えるとイメージしやすい。昼間は太陽が真上にあるので明るい。しかし日が暮れると全体的に暗くなる。このように、入射角がずれると光のパワーが落ちていく。先ほどの球体の例で、フォームシャドウがどのように適用されるかを見てみよう。光が90度から当たる部分は最も明るくなる。球体の端になると当たる光は0になる(反射光は考慮しない)。そのためより暗い色に徐々に変化し全体的にグラデーションが現れたことが理解ができる。

フォームシャドウは単純なように見えて難しい。間違ったフォームシャドウのパターンを紹介する。①テーブルの上に本があるとしよう。上から照明の光があたっている。この時表紙の色が画面の通りだとすると、皆さんが本を取った時に角度がずれて、表紙の色が暗く変化することがイメージできるだろうか。これは入射角が変わったためだ。単純に傾けるだけで光が当たっていても暗くなることを忘れがちなので注意してほしい。またこれをグラデーションとして表現するのも間違っている。入射角が同じなのに影の色が変化するのはおかしい。もし皆さんがそのような場面を見ていたとしたら素材の反射によるものだ。その結果、鏡のように複雑な光の反射が起こってグラデーションが掛かっているように見えたのだ。フォームシャドウのみを考えた時にはそのようにはならない。

②凹凸がある素材があり、斜め上から光があたっている。最も明るい部分はどこだろうか?ここで知っておいて欲しいのは、光が放射状に拡散するわけではなく、一定の方向しか当たらないということだ。例えば太陽の光は宇宙から地球に降り注いでいるが、今まで地球に向かって一定の方向に進んで来た光が、物体に当たる直前で拡散して放射状に降り注ぐだろうか?蛍光灯なども同様だ。あれは光が放射状に広がるわけではなく均一の方向から降り注ぐと考えたほうが良い。例外的な状況を除いて、このように光の方向は一定と捉えたほうがイラストにおいては役に立つ。

③光の位置が近いと言うだけで最も明るくなるだろうか?ここでも太陽の光をイメージしよう。宇宙から降り注いでいる太陽の光が、地球の平面上の僅かな高さの変化だけで明るさが変わるだろうか?照明も同じで、ネオンサインなどは特殊なので例外として、基本の照明は距離に影響されないと覚えよう。入射角のみを考えれば良い。

④溝でも入射角を考えよう。溝の部分でも入射角が90度となる箇所があるとしたら、そこも最も明るくなる箇所なのだ。例えば服を描いているとしてシワを塗るとしよう。シワの色を塗る時、溝があるという理由だけで影ができると誤解していないだろうか?(実演)正面から光があたっているとして、まずは円筒に対する影がある。そしてシワの傾きに対する影ができる。実際に描くべき影はこの様になるのだ。

⑤角度の幅によって影の変化のスピードが異なる。急に曲がるチューブとゆっくり曲がるチューブがあったとしよう。両方のグラデーションをチェックしよう。急に曲がるチューブは色の変化も急だ。ゆっくり曲がるチューブは明るさの変化もゆっくりだ。両方のカラーを比較すると明るい部分と暗い部分の境界線があるが、ゆっくりの方は色の変化がわかりにくい。この原理を理解しておくと、服のシワを描くときも、ウェーブが大きい時と小さい時で影の変化の仕方を変えなければならないことが分かるだろう。


私は独学で勉強しているので、本格的に影について学ぶのは初めてだ。今まで感覚でなんとなく影をつけていたので、もっと早くきちんと勉強すればよかったと反省している。影についても覚えるべきことが多そうなので、この講座で学んだ知識を自分のイラストに反映できるのはどれくらい先になるか分からない。できることとしては、一つ一つ丁寧に時間を掛けて消化していくしかないということだ。

これからは影を塗るときはフォームシャドウ・キャストシャドウ(次の章)・オクルージョンシャドウ(次の次の章)について意識しなければならない。意識することが多すぎて大変だ。慣れれば大したことはないのだろうが、慣れるまでが大変そう。

今回は五の段。

2025-04-18|
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