【Coloso練習帳】まきあっと_chapter47

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter47_キャストシャドウ。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1⇢section4⇢section5→section6を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


今回はキャストシャドウについて。前回と同じで球体がある。球体の影が地面に落ちているが、これがキャストシャドウだ。

キャストシャドウは光の進路を遮ることでその物体の形まま投影される影だ。常識的な影なので理解しやすい。キャストシャドウの特徴としては距離の影響を受けるということだ。画面左側のボールは地面との距離が近く、そのため投影される影は濃い。しかし画面右側のボールは地面との距離が遠く、投影される影はぼやけて薄くなっている。その理由は2つだ。①光の回折現象によるもの。詳しい説明は科学の本を調べるなどしてほしいが、物体の角を通り過ぎると光が拡散する。②周りの環境光によるもの。物体と地面の距離が離れるほど、他の光が間に入りキャストシャドウが薄くなる。

キャストシャドウの見逃しやすい部分を実際の例を使って3つ説明する。①波打っている布に対して円筒の影が落ちるのならば、影も波打つ。Tシャツやスカートを見てみよう。スカートにシワをつけるというのは、布の折り目に対して影が連動するということだ。良い例と間違った例の解説。②円筒に影を描いた時(つまり光が横向きにあたっている時)、下の布に対して影が落ちるが、画面のように少しだけ影を描くのも間違っている。キャストシャドウができる視点は明暗の境界線だ。影がどこから発生するかを考えよう。この場合は真横に長く伸びるのが正解だ。③棒が壁から突き出ているシチュエーション。上から光が指す時、この影は皆さんが思っている以上に長く伸びることを覚えておいてほしい。真横からの解説。斜め上に対して入る影は思った以上に長い。例えば帽子を被っている場合もそうだ。帽子を被っているにもかかわらず顔にキャストシャドウがかかっていないのはおかしい。そもそもなぜ帽子をかぶるか?と言ったら顔に影を落とすためだ。あるいは屋根から壁に向かって影が落ちる場合も、思っているよりもかなり影が落ちている事が多い。注意深く観察しよう。

キャストシャドウを正確に描くには?もう少し詳しく考える。立方体が一つある。左上から光を落とす。キャストシャドウを簡単に描くには、光の方向からの矢印を伸ばして物体を貫通させる方法が一般的だ。しかしこの方法には2つの問題がある。①地面が分からなくなる。②前後の感覚が分からなくなる。私達が住んでいる世界は三次元だ。矢印だけを基準に光の方向を考えると、光の前後関係が分からなくなる。矢印の方向の少し後ろからなのか、矢印の方向の少し手前からなのか等。これが分からなくなるとキャストシャドウの方向がおかしくなってしまう。この2つの問題を解決するには?前後の関係を見つけて、その次に光の方向を考えれば良い。

(実演)前後方向が決まったら矢印を伸ばそう。反対側にも影が入っている、そして線も平行だ。その次に光の高さを考えると、どこまで影が伸びるかが分かる。このキャストシャドウは画面のとおりになる。まとめると①影の方向②影の高さ、の順番で考えていこう。

複雑な形に影をいれるには?やることは同じだ。方向性をある程度決めて、高さを合わせる。最終的に光の矢印方向から見た影を別レイヤーに描いてから、自由変形でいれると良い。キャストシャドウは立体感覚がとても重用だ。たくさん練習しよう。


キャストシャドウ=一般的な影だ。今まで私は服やスカートに対する影を入れる時に、光の方向性しか考慮したことがなかった。これからは前後関係と高さを考えつつ影をつけていかなければならない。

今回は四の段。

2025-04-22|
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