【Coloso練習帳】まきあっと_chapter48

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter48_オクルージョンシャドウ。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1⇢section4⇢section5→section6を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


前回の復習から。フォームシャドウは外側の形を表現する影。キャストシャドウは光の進路を遮った結果できる影。フォームシャドウとキャストシャドウだけでも影として成り立つが、今回はオクルージョンシャドウについても学んでいこう。

(画面に球体がある)オクルージョンシャドウを理解する前に説明することがある。環境光だ。球体の影を表現するためには光が必要だが、この球体にメインに当たっている照明のことを主光という。そしてこの光は壁や天井、地面などあらゆるもので反射してどこにでも存在する。このように、私達の周りを囲んでいる、どこから来たのか分からない光のことを環境光という。これは方向性が定かではなく、光としての力が弱いという特徴がある。

環境光は方向性が無いため、物体と物体の距離が近い空間では奥に行くに従って徐々に暗くなる。これがオクルージョンシャドウだ。もしオクルージョンシャドウが無いという前提のもとでは、画面の球体の暗い部分は同じだが、オクルージョンシャドウがあると環境光が0になる(0に近くなる)箇所が発生するのでより暗い箇所が発生する。拳を握って横からよぞいてみよう。指の隙間が真っ暗になっているが、これもオクルージョンシャドウだ。服にシワが寄って、よれた部分も真っ黒になる。これもオクルージョンシャドウだ。花束の場合、内側は真っ暗になる。これもオクルージョンシャドウだ。オクルージョンシャドウは線や穴の形をしていることが多い。オクルージョンシャドウは彩色だけでなく線画の段階から描かれることが多い。(いわゆる墨溜まりもオクルージョンシャドウだ。)

今まで述べてきたのは狭い領域のオクルージョンシャドウだ。これに対して広い領域のオクルージョンシャドウというものもある。例えば天井の角はグラデーションがかかるように暗くなっている。オクルージョンシャドウには方向性がないので、狭い所であれば隅に生じる。狭い領域と広い領域のオクルージョンシャドウは、厳密には同じものだが、絵を描く上では両者を別々に分けて捉えたほうが描きやすい。

以上をまとめながらオクルージョンシャドウの特徴4つ。①物体と物体の隙間が狭くなるほどできる。②光の方向性が無い。③低明度を表現する役割がある。彩色が少し浮いている時、オクルージョンシャドウをいれると明度のバランスを整えることができる。④線画の段階から描くことができる。線と彩色を連結させることに役立つ。(線を浮かせない)

実演。オクルージョンシャドウは狭い領域と広い領域に分けると説明した。狭い方から作業しよう。本当に真っ黒にしてはいけない。黒い点が飛び散るように見えるからだ。なので現実よりも明るくしよう。肌と肌が触れ合って黒くなる部分がそれだ。胸の間も同じ。服のシワ。耳の穴もそうだ。オクルージョンシャドウが大きすぎると真っ黒になってしまう。厚めにする必要はないので注意しよう。髪の毛の間、手を握っている部分、脇の間。小さい単位で少しずつ練習しよう。これを適用できると線画が自然に見える。広い領域。代表的なものは首の下の影だ。顎の下も狭くなるので、広い意味でオクルージョンシャドウがかかる。淡い感じがポイントだ。全体的に広くかかるからだ。キャストシャドウが近いほど濃くなって、遠いほど薄くなるのはオクルージョンシャドウの適用とも言える。腕と胸の空間、抱えている物との間の空間、手と接している部分etc…。ぱっと見ると気づかないほどほのかに表現しよう。強く表現するとやりすぎなように見えてしまう。そしてオクルージョンシャドウは仕上げの段階で入れよう。


オクルージョンシャドウについては、言葉こそ知っていたが見様見真似でやっていたのできちんと勉強するのは初めてだ。服のシワの表現や、耳の穴の影などがオクルージョンシャドウとは知らなかった。オクルージョンシャドウを上手に表現できれば彩色が上手に見えるのは間違いないだろう。そろそろ彩色の練習もしなければならない…。

今回は三の段。卓上イーゼル(傾斜台)買おうか迷っている。今回は歪みに気づけるように、真上から見ながら頑張って描いたのだが、首が痛くなった。

2025-04-23|
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