キムラッキ先生「人体図形化ドローイング入門」(全27講 44時間 41分)を購入したので消化していきます。今回はchapter14 腕と肩の動き。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
また受講にあたってはchapter1からchapter5までは後回しにする。というのも最初は透視遠近法の話だからだ。chapter6から人体のドローイングになるので、私のモチベーション的にまずそこから進めて、chapter1から5を最後に回す。
私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートには一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよと規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
今回は肩と腕の動きだ。前回は腕を下に固定した状態で肩を動かしてきたが、今回からは腕を自由に動かして、肩と腕の動きを見ていこう。
肩を上げ下げするとき、鎖骨も連動して動くことは前回述べた通り。まず腕を水平に伸ばすとき鎖骨は上がっていることを確認してほしい。ちなみに鎖骨が水平になるのは腕を下げているときだ。腕を水平に上げたときの図。鎖骨と上腕骨頭のつなぎ目に注意。
次に腕を真っ直ぐ上に上げたとき、実は腰も連動して動いているのが分かるだろう。肩の水平ラインが変わり、腰の水平ラインも変わる。これは体の重心を取るためだ。皆さんも腕を真っ直ぐ上げて確かめてほしい。ラッキ先生のイラストを見ながらの解説。腕を上に伸ばしたとき、画像で言うオレンジの部分(脇の下まわり)が伸びる。その点を踏まえながら一緒に描いていこう。
正面。片腕を真上に上げて片腕を水平にしたポーズ。上腕骨頭を取っていれば僧帽筋がつながる。肩まわりの筋肉を描いていこう。どんなポーズでも正面と側面に情報が集まっている。
横から。横の長さを1とした時の縦の比率を覚えておくこと。腕を真っ直ぐ伸ばしているときは肩が出る。腕を水平に伸ばすと腕の関節が上がる。横から見ると広背筋が見える。一方で腕を真っ直ぐ上に上げると、肩もそのまま上に上がる。広背筋と大胸筋の流れを捉えるが、重要なのはどのように図形化するかだ。上腕骨頭は腕を真上に上げた状態だと、後ろから触ることが出来る。各々で確かめてみよう。
後ろからハイアングル。肩を球体で捉えてから、上腕の部分を描いていく。腕を上げたときは上腕骨頭と鎖骨のつなぎ目が腕の中心に来るようにする必要がある。一方で腕を真横に伸ばしたときは上から触ることが出来る。
側面からのハイアングル。腕は見える角度によって形が変わるので様々な方向から描く練習をしよう。鎖骨の流れをきちんと観察して肉をつけていこう。
再び後ろハイアングル。腕を真っ直ぐ前に伸ばしたポーズ。鎖骨と上腕骨頭の位置を取って左右対称になるように。続いて肩のボリュームを取ろう。ここが一番難しい。
ドローイング終了:腕の付け根を明確に意識したことがなかったので勉強になった回だった。重要なのは鎖骨からの上腕骨頭のつなぎ目。ここが不自然になると違和感のある腕になってしまう。(改めて見るとパースがおかしいところがあるが、まぁ良いだろう。)
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