クリスタの不具合が解消されたので備忘録として残してきたい。

タイトルの通り。改善したので備忘録としてブログに残す。最近1週間くらいクリップスタジオペイントがカクカクしだして動かなくなってしまった。正確に書くと数秒ごとにラグが発生して、キャンパス内でカーソルを動かすと数秒ごとにその間動かした(入力した)ものが認識されなくなる。筆ツールだけではなく消しゴムや定規、何なら他すべてのツールで同じ現象が発生する。液タブではなくマウスで描いてもカクカクで、表示するディスプレイを変えてもカクカクだった。一方で同じペイントツールのSAIやフォトショップを使ったがその現象は確認されなかった。このことにより、液タブや液晶ディスプレイではなくクリスタに何らかの問題が生じていると考えた。既存のクリップスタジオをアンインストール&最新バージョンにアップデートを実行したが改善されず。思い切ってWindows初期化をしたが…結果は改善しなかった。

Windows初期化で改善しなかったとなれば、問題はハードウェアに限定されてくる。結論を書くと電源タップの劣化が原因だった(と推測される)。というのも、コンセントの差込口を変更して電源タップを新調してクリスタを起動したら、このカクカク問題が一発で直ってしまったからだ。ネットで色々と調べてみると、やれドライバーの相性を確認しろだとか、やれメモリが足りないんじゃないかとか書いてあり、いやそんなわけ無いだろと独り言をぶつぶつ呟きながら片っ端からためしてみたが全て徒労に終わった。

推測だが、長年使っている電源タップの劣化が原因で電圧に微妙な変化が生じ、結果としてクリスタが動かなくなってしまったのではないか、というのが私なりの結論だ。調べてみると電源タップは意外と寿命が短いらしく、4,5年程度で劣化するという。私は7,8年くらいひょっとしたら10年以上その電源タップを使っていて、コンセント毎に個別スイッチが有るのだが、そのスイッチのオレンジ色のランプが点かなくなるくらいには使い込んでいた。つまり寿命が来ていたのだ。

ヒントになったのは電源に関してのアドバイスだった。クリスタの不具合で検索していると、電源のパフォーマンスが省エネルギーモードになっているのではないかという指摘があった。省エネモードではなかったが、そこで電源のパフォーマンスをバランスから高パフォーマンスに変えたところ、ラグこそあるもののラグの間隔が変わったのだ。ここで「ん?ひょっとして電源関連じゃないか?」となり、電源タップを新調して差し込み直したら一発で直った。ここにたどり着くまでに3、4日費やしてしまった。

しかし疑問なのが、他のペイントツールやブラウザその他のソフトウェアの挙動は変わらなかったということだ。電圧が原因ならばWindows自体の挙動が不安定になっても何ら不思議ではないが、あくまでクリスタに限定されてカーソルがカクカクしていた。Windowsの動作に影響が出ないくらいの、微妙な電圧の変化にクリスタが敏感に反応していただけなのだろうか?

いや全く時間の無駄だった。それでも前向きに捉えるならば、他のペイントツールを使ってみる機会が出来たことだろう。とりわけSAI2のライセンスは購入したが、使ってみて分かったがSAIはとにかく軽くて起動が速い。サポートが死んでいるというデメリットはあるが、よりスケッチに近い感覚はSAIの方に軍配が上がる。なので引き続きキムラッキ先生の講座消化にはSAIを使うことにする。

もしクリスタがカクカクしていくつも策を講じたのに改善しなかったら、電源の問題を疑ってみてほしい。電源タップを変えるとかコンセントの差込口を変えるとか。あとは地味に多いのがメモリ不足。今の時代メモリは多ければ多いほどよいのでガンガン増設しまくろう。今回のブラックフライデーで128GB(32GB×4)に増設してやろうと企んでいる。あとは全ての電源タップを新調する。

とりあえずこういうことがあったという備忘録。引き続きキムラッキ先生の講座消化に挑みたい。

2024-11-26|
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