【Coloso練習帳】キムラッキ chapter5

キムラッキ先生「人体図形化ドローイング入門」(全27講 44時間 41分)を購入したので消化していく。今回はchapter5 六面体の中に自動車/メカニックを描く。

また受講にあたってはchapter1からchapter5までは後回しにする。というのも最初は透視遠近法の話だからだ。chapter6から人体のドローイングになるので、私のモチベーション的にまずそこから進めて、chapter1から5を最後に回す。

私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートには一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよと規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


私にとってはラッキ先生の講座の最終章だ。今回は2点透視のボックスの中に車やメカニックを配置していく。厳密に理論を適用すると若干オーバーパース気味だ。一般的にはオーバーパースの物体はあまり描かないので、普通のアングルの自動車をかいてみよう。

まず立方体をかいて1/2地点を描く。背景のある絵を描く場合でもそうでない場合でもガイドラインを用意しておいたほうが良い。車となるとデザインが非常に重用だ。1/2地点に車の断面の流れを描いた。自動車や宇宙船を描く時のおすすめのやり方だ。線は何度かに分けて弱めに引いていこう。またペンは長く持とう。円を書くときも何回かに分けて考えると楽だ。大まかな枠ができたら細部を描き込んでいこう。私達は今車を描いているが、この瞬間だけはカーデザイナーになろう。もっと責任感が生まれるし、資料も調べたくなるし、構造や原理まで知りたくならないだろうか?ボンネット部分が後ろよりも長いが、いわゆるスーパーカーだ。エンジンが後ろにあって(FR車)、後輪に力が乗っかる。車として見た場合パワーが出ないがスピードが出るのだ。そのような原理なども知っておくとよいだろう。みなさんも何かを上手く描きたい場合は絶えず研究して真似るという習慣を身に着けよう。

例えば100kgのバーベルを持ち上げようとしてもできない。徐々に重くしていく必要がある。するといつしか100kgのバーベルを持ち上げることができる。普段から感覚を養おう。デザインというものは統一性が無いといけない。前のほうが角ばっていて後ろが丸っこかったら違和感が出る。今描いているものが統一されているのか確認しよう。(自動車の完成)

メカニックを描いてみよう。メカニックのデザインも多種多様で、基本となる直方体から描く。実はほぼデザインはパターン化されているので描き方も含めて研究しよう。二足歩行をするためには重心が合わなければならない。基本の枠組みができたら細部を描き込んでいこう。メカニックに関しても資料が豊富にあるので調べてみよう。メカニックはガニ股にしよう。メカニックも人体と同じく関節で動いている。動ける範囲を考えながら描く。

ここから更に細かく描いていこう。個人的な話になるが自動車よりもメカニックのほうが楽だ。自動車に対する人々のデザインの研究のほうが進んでいるからだ。求められるレベルが高いのだ。この講義では複雑な物体を図形化することがテーマなので細かい描き込みについては言及しない。デザインを研究しようとすると終わりがない。少し妥協しよう。私(ラッキ先生)は仕事が終わって時間があるときはメカニックについて落書きしている。実はメカニックはあまり好きではないが、絵を描くという行為と空間認知能力の向上の両方を満たしてくれるのだ。メカニックは図形の集合体だ。初めて見るなにか新しい形のものではない。全体を意識するというよりは一つ一つを意識すると完成する。なので普段から図形の練習を怠らないようにしよう。なにか秘訣があるわけではない。人体よりメカニックのほうが簡単だ。それぞれの関節の動く原理を理解してしまえば良い。一方で人体は筋肉があるのでより複雑だ。話が逸れるが兵役中は機械のメンテナンスを担当していた。そのような機会があったのでエンジンの部分などを観察していたのだ。普段から観察する癖をつけよう。足の部分であるが、人体だけではなくすべての物体は地面と接している場合詳細に描かなければならない。重心と深い関係があるからだ。(メカニックの完成)

繰り返して説明するが、こんな感じで図形を使ってアプローチしていくという方法だ。比率を初め、その比率に則って人体を図形化していく。これが人体図形化の肝なのだ。

ドローイング終了:清書はしていないが最後なので頑張って描いた。下手くそすぎて乗り心地が悪そうな車とすぐに壊れそうなメカニックが完成した。あとメカニックはなぜか3点透視になってしまった。いきなり車とメカニックを描かせるのは正直酷だよラッキ先生…。

実は私がchapter5を一番最後に回したのはそれが理由の一つだったりする。一番最初にカリキュラムをざっと見たときに、ここで挫折してしまう可能性が一番高いと踏んだので6章の人体ドローイングからスタートして透視遠近法の話から車とメカニックを最後に回したのだ。時間はかかったが結果的には正解だったかもしれない。

さて、以上でキムラッキ先生の人体ドローイング講座が終了した。少し休んでからレビューとして総括し、この講義を締めくくりたい。

2025-03-04|
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.