【Coloso練習帳】Mark.J chapter3

Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter3 クロッキーのための練習方法について。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

まず線を扱うための視点について。狭い線を見るのではなく、大きい線を見よう。例えば自然物には螺旋の曲線が多い。DNA、動物の角、貝の模様、台風、石、木の蔓、人体の筋肉、腕の流れ、宇宙の星の回り方…etc。一方で人工物は直線が多い。建物がいい例だ。このように人工的なものには直線があり(螺旋がない)、自然物には曲線が多いことに注目しよう。つまり、私達が線に接する時、狭い始点で人体を直線として見るのではなく、体を構成している大きな曲線と大きな螺旋を見るようにする。そうるすと、人体を捉えるときに自然に描くことができる。

ここから実写。まず鉛筆の話。ステッドラーの8bとトンボの4bの話。どんなものを使ってもよいが、クロッキーの場合は柔らかい鉛筆を使うことを勧める。線が柔らかくなって描きやすくなるからだ。芯は長く削ろう。寝かせて描くこともできるし、横に寝かせてグラデーションのように描くこともできる。短くなった鉛筆は、尻に差し込んで長さを伸ばす道具を使うと良い。鉛筆の持ち方。普段字を描くように持つこともできるが、イーゼルを使うときは逆手に持って描くと良い。手首が疲れないからだ。消しゴムは餅消しゴム(ねりけしのこと?)を使うと良い。とても柔らかく消えるので、線も調整することができる。消しゴムもまた、描くための道具なのだ。

紙についての話。テンション紙(スケッチブック?)は描きやすくて良いが、値段が高いという欠点がある。コピー用紙は安くて使いやすい。a3用紙が良い。iPadも便利だ。

線のかきかた。まず関節をどのように使うか。肩や肘、手首、指がある。直線の練習をするときは肩を使おう。そのような意味でもa3が良い。最近は液晶タブレットがあるが、27インチや32インチがあるとそれでも良い。肩を使って大きな線をかく練習をしよう。次に点について。線は点の移動だ。なぜ点の話をしたかというと、始点と終点を意識する必要があるからだ。形をうまく取るためにも、正確な点を意識ししよう。大事なのは、線を練習するときは点を線と線につなげるという意識を持つことだ。

この練習は10分くらい毎日コツコツやると良い。家にある捨てる紙の裏に描いても良い。指、手首、肘、肩を動かし、自分に合った速さを見つけること。肩で人を押しのけるようなイメージをもって動かすと、直線が描きやすい。曲線を書くときは肘や手首を軸にして描く。また、机の角を使って腕を引っ掛けながら描いても良い。この時、指を連動させて描くとコンパスのように上手く描くことができる。力加減も大事だ。1跳ね返る時、2直線、3こする。この3通りのやり方をわかっていると明暗の練習がしやすくなる。基本的に1と2で線をほぐす練習をしよう。3は一番くらい部分に使う。

線の練習。直線を一定の間隔で描く。終点で力を抜く。反対の線。逆側から。中央で力を抜いて両端で力を入れた線。ここを踏まえて線をコントロールする練習。始点から始まり終点まで繋いでいく。一定間隔に描く練習をすると良い。水平線だけではなく、対角線も練習。肩の関節を使っているか、手を紙にこすりつけすぎていないかどうかに注意。今度は先程の線を交差するように上下に描いてみる。沢山の方向に描くことが大事だ。四角形や三角形をひたすら描いてみてもいいだろう。

2024-08-31|
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