Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter13 空間と人物クロッキー。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
前半は消失点についての説明だった。
水平遠近法について。まず名称の説明。水平線がある。あるいは地平線。目の高さ(アイレベル)ともいう。この目の高さに収束点がある。視線がアイレベルに収束する。さて、この物体が後ろに移動すると、消失点に向かってどんどん小さくなる。物体の空間感を近くするためには、このように近くにあるオブジェクトと遠くにあるオブジェクトで大きさが異なるだろう。今度は反対側に移動してみよう。こちら側にも移動すると小さくなる。消失点を取るときのポイントは、平行な線は同じ消失点を通ることだ。
遠くなるとオブジェクトは小さくなり、近くなるとオブジェクトは大きくなる。これは透視遠近法の鉄則だ。今、上から見下ろしている(ハイアングル)。上から下に行くほど物体は小さくなる。ローアングルは逆だ。このように消失点を3つ把握して描く方法を3点透視法という。
ここから後半。床とクロッキー。今、人物が右足で軽く床を踏んでいる。つまり床のどの部分が触れているかを考えながら描く必要がある。初心者の人は床のスペースを見落としがちだが、そうすると足の位置がぎこちなくなってしまう。床の空間を描く練習をしないと、複数の人物を配置するときに苦労するだろう。アクションシーンや、二人以上のキャラを登場させるときに床の空間は必須だ。見ての通りカメラが見下ろしている(ハイアングル)なので、先程のパースの知識を活かしながら描いていこう。
今度は反対にローアングルで描いてみよう。最初の30秒で床の空間を把握してみよう。人物も30秒クロッキーをやっていれば描けるようになっているはずだ。骨格を踏ん張るように描いていこう。どこが前でどこが後ろか重なりを考えながら描いていってほしい。このように空間を考えながら人体を配置してクロッキーしていこう。そうすると、あとから空間も設定できるようになり、人物の動きまでコントロールできるようになる。創作をするためにはこのようなプロセスが必要だ。
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