【Coloso練習帳】Mark.J chapter12

Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter12 空間について。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

今回は空間について解説しよう。透視遠近法など、様々な空間を描く技法がある。これについては後ほど説明する。まずはネスティング。円を書いてみよう。このような円の後ろに円があったらどのように見えるか?前と後ろにある表現の解説。以前指の表現があったことをおぼえているだろうか。線の入れ方を変えるだけで指が前の方向にもなるし後ろの方向にもなる。どちらの形がより近いかを把握することが大事なのだ。これがネスティングの重要なポイント。(多分ネスティングとは重畳、重なりの意味の言葉だと思われるが合っているか不安)

4つのオブジェクト。シルエットは全て同じだが、中心線が異なっているだけで手前に来る箇所が変わってくるのが分かるだろうか。陰影をつけると更にわかりやすい。どのような視点からみたのか。つまり人物像でも陰影と線の付け方でより奥行きのある空間を表現することができることが分かるだろう。

先程の話を人物像に適用してみよう。2つの同じシルエット。重ね方によってどのようにかわるだろうか?ご覧の通り、左と右では尻が手前にあるかどうかで体の歪みがぜんぜん違う。腕もそうだ。上腕と下腕のつなぎ目のラインを逆にしただけで、シルエットは同じだ。

3Dオブジェクトを使ってクロッキーしてみよう。どんなに複雑な形でもまず肩と骨盤をチェック。そうすると視界がひらけてくる。さて、よく見ると重なり合った線が見えてくるのが分かるだろうか。どこが手前でどこが奥なのか。それぞれの部位ごとに方向が違う。立体的な方向性を意識しよう。そうすると空間を描くときに役立つ。尻と膝が圧縮されているので、先程の話を思い出しながら描いてほしい。

図形を使って人体を簡略化してみよう。尻を基準として考えると、太ももは少し前に出ていて、反対側の太ももは少し下に出ている。体は丸まっていて頭が下がっているだろう。腕は上を向いている。このような空間の形を立体的に把握することは重要だ。左足はほとんど後ろから見えない。腕は少し後ろに引いている。

このように立体をいろいろな視点で描いてみると空間を理解するうえで大きな役に立つ。(クロッキー終了)

2024-10-01|
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