【Coloso練習帳】Mark.J chapter11

Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter11 面クロッキーその3。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

この章は30分の面クロッキーの解説だった。30分や1時間の長い面クロッキーは、どれだけ面を分割するかの違いだ。

今回はバレリーナを横から描いてみよう。まず基準となる頭のシルエットを認識する。画面全体から見たときにちょうど中間くらいの明るさで塗りつぶそう。ジェスチャークロッキーで培った流れと比率、面クロッキーで鍛えられるシルエットを一緒に見ながら輪郭を形作っていこう。30分なので、全体の流れと比率が決まったら一番時間がかかる顔、目鼻立ちのシルエットを先に描く。目鼻立ちが持っている形つまりシルエットに焦点を当てる。面クロッキーは、線クロッキーと違って時間がかかるが、面を勉強できるいいトレーニングになる。スポイト機能は積極的に活用しよう、消しゴムは使わないで余白の白を吸ってブラシとして塗っていく。ちなみに消しゴムを使いたければ使っても良い。

視野を大きくしながら全体が大まかに合っているかどうかを常に確認しよう。面クロッキーのような長い時間で絵を描く時は、写真と1:1の大きさで描くことを勧める。(配布されている画像を横において練習してみよう。)

順番についてだが、全体的な形でいうと、Mark先生は頭の方から細かく描いている。実際の各順番に正解はないが、上から完成させていくことが多い。そしてキャラクターでいちばん大事なのは頭部だ。人体のプロポーションが上手く取れたら、頭に時間をかけよう。今度は肌の色調と衣装の色調を区別していく。面クロッキーはタブレットの筆圧が大きく関わるので、そこに気をつけよう。遠い方の面を描いてから近くの面を描くと自然に重畳が整理される。このように、どの順番で描くかについても大事だ。

絵を描く人はデッサン力という言葉を一度は聞いたことがあるだろう。デッサンがどれだけ上手く描けるかというだけではなく、全体的な観察力、形や明暗の表現力、物事をどれだけ客観的に認識して表現できるかということだ。面クロッキーは観察力と形態力(誤訳だと思われるが正しい言葉がわからなかった)、明暗をみる視野が養われる。つまりデッサン力を鍛える一つのアプローチになる。光を見る時、明るい、暗い、逆光、影などがある。明るい部分にはハイライト、暗い部分にはアクセントを置こう。これらは最後の段階が良い。途中でのせるとそちらに意識が割かれてしまう。全体のバランスを整える段階で最後にいれよう。また明暗に対する演出は視線誘導にもなる。

下半身はシンプルなラインで形成されているので、明暗に力を注ぐ。全体的なシルエットを崩さないようにバランスを整えていこう。力加減に気をつけながら、ブラシを徐々に小さくして面を整える。見えない部分は想像しながらかこう。後ろの足が前の足に隠れているが、そこを意識しながら描かないと窮屈になる。(面クロッキー終了)

30分描いてみて:難しいの一言。お手本のようにはいかない。髪の毛は帽子を被っているみたいになってしまった。面なんだけど髪の毛だと分かるように描く、つまりシルエットを捉える力が足りないということが分かった。あとは肌や服など陰影の付け方が下手くそ。時間内に手も描けなかった。しばらくボーマニで毎日面クロッキーを練習しようか…。

2024-10-01|
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