キムラッキ先生「人体図形化ドローイング入門」(全27講 44時間 41分)を購入したので消化していきます。今回はchapter15 腕と肩の動き2。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
また受講にあたってはchapter1からchapter5までは後回しにする。というのも最初は透視遠近法の話だからだ。chapter6から人体のドローイングになるので、私のモチベーション的にまずそこから進めて、chapter1から5を最後に回す。
私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートには一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよと規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
今回は胴体と肩と腕をひたすら実際に描いてみる回だった。冒頭10分くらい説明があり、残りの時間は全てドローイング。
人体の関節で可動域が一番広いのは肩だ。その様々な形をいろいろな角度から眺めて立体的な絵をかけるようになるために練習していこう。
ラッキ先生の作品を見ながら前回の復習。肩を動かすとき鎖骨を中心に動いている。手を地面についているポーズ、銃を構えているポーズや肩をひねっているポーズの解説。腕に体重がかかっているときは肩が上がる。腕を中心に寄せると肩が上がり押しつぶされた腕と胸が潰れる。走るときは鎖骨を軸にして腕が動く。肩と腕を上げたとき重要なのは鎖骨と肩が連動しており、肩が上がったり下がったりすることだ。腕単体では動かない。
図形化というと難しく聞こえるかもしれないが、実際は人体に図形を当てはめるだけだ。図形の境界線を消すと人体になるだけだ。難しく考えすぎないこと。
ここから練習。それぞれの男女ポーズを描いていく。ナナメ上から。首を描くとき僧帽筋は一緒に描いてはいけない。僧帽筋は肩とつながるラインだからだ。肩を上げているポーズなので鎖骨をとって肩に肉をつけていこう。片腕を上げて首を後ろに倒しているポーズ。顔の大きさは常に胴体を基準にしよう。鎖骨の位置を確認しよう。それぞれの上腕骨頭を確認。女性バージョン。幅は短めだ。腰にくびれがあるのが女性の特徴だ。(1/5)
次はかなり上の視点から。男性から。背中の脊柱起立筋が見える。腕の部分の肉をつけていくが、肩幅は大きめに僧帽筋を考えていこう。僧帽筋は首とつながっているそして首のところで薄くなる。腕を上げると押しつぶされる。僧帽筋の厚さの違いに注意。首の周りは薄くなる。(2/5)
ナナメ下から。腕を真っ直ぐ正面に伸ばしたポーズ。このような構図では簡単なアングルからは見えなかった流れを捉えなければならない。広背筋の流れを捉えて、断面を捉えていこう。女性は腰のくびれをこのアングルから描けばどのようになるか?考えよう。女性の三角筋は小さい。胸のラインは左右を通る中心線で分けられる。人体を硬い図形と捉えてはいけない。柔らかいシリコンと捉えよう。(3/5)
ナナメ上から。絵というのは出来るまでやってみるものだ。理論として繰り返してベースができたら出来るまで描いてみよう。これしかない。まず僧帽筋は描かないで首のラインを捉える。肩は上がっているので鎖骨の位置を確認。そこから僧帽筋だ。僧帽筋と首は別だということをわすれないで。腕を上げることで胸のラインも連動する。(4/5)
後ろから見たポーズ。後ろから首を伸ばしているところだ。僧帽筋が上がると同時に前に出ている。脊柱は曲線でできている。沢山の練習をするとどんな角度からも人体を描くことが出来る。(5/5)
これくらい描いてみれば皆さん頭の中で3Dである程度認知できるようになったのではないだろうか。あとはひたすら練習しかない。次からは腕、肘と手首の動きについて見ていく。
ドローイング終了:立方体を描くのが難しい。立方体が描けなければそこに収まる人体が描けない。立方体の練習をしなければならない。
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