キムラッキ先生「人体図形化ドローイング入門」(全27講 44時間 41分)を購入したので消化していく。今回はchapter18 股関節の動き。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
また受講にあたってはchapter1からchapter5までは後回しにする。というのも最初は透視遠近法の話だからだ。chapter6から人体のドローイングになるので、私のモチベーション的にまずそこから進めて、chapter1から5を最後に回す。
私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートには一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよと規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
まずは名称。大腿骨と脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)、膝の骨。このように膝に関連する骨は計4つでできている。それと大腿骨大転子、これが骨盤にピッタリとハマっている。太ももの内側のラインは恥骨結合のある中央から伸びているのではなく、それよりも内側から始まっている。膝は腱や靭帯によって包まれているので他の要素によって流れができたりせずに膝の骨で流れができる。なので図形化でも膝の骨について勉強しておくことは大切だ。
膝の骨について。膝が動く原理について見ていこう。膝の骨は動く。足を真っ直ぐ伸ばしているときは膝の骨が上にあるだろう。関節半月というが、これはとても大事だ。膝を曲げるとこれが回って大腿骨の関節の下の部分が下にある腓骨に沿って回る。大腿骨はゴルフクラブのイメージだ。その理由は膝を曲げたときに膝の中心部分とうまく連動して可動域を確保できるようにしているためだ。
図形化するときは腓骨はとりあえず無視して脛骨で考える。膝の図形化の際は大腿骨のゴルフクラブの部分を考慮すること。そこを考えないと膝が細くなる。膝は変形するが、そのパータンや関節の動きに沿って輪郭が現れる。
ここから練習。向かって左半身が正面から、右側が後ろから。上前腸骨棘、稜線、恥骨結合、大腿骨大転子。真っすぐ立っているポーズを描くので膝とかかとの軸が一致する。ここで注意点だが、まっすぐ正面から立っていても大腿骨は内側に曲がっているということだ。そしてゴルフクラブのヘッドの部分が地面と水平になる。外側のラインは大腿骨大転子のある部分からまっすぐ膝の骨に届く。内側のラインは真ん中の恥骨結合から少し離れたところから真っ直ぐ下に。ふくらはぎの上の部分は雫が落ちたようなイメージ。後ろから見たときも同じ。尻は第3ボックスの外側にはみ出る。腓骨の骨は正面から見ると曲がっているが見える角度によっては一直線に見える。例えば弓があるとして、横から見ると曲がっているが、正面から見ると一直線に見えるだろう。それとおなじだ。(1/5)
斜め前から。先に翼の流れを把握していこう。膝のラインの傾きも注意しよう。足元の部分の傾きも注意。消失点が一つになるように。ふくらはぎは雫ができてから下に伸びていく。見る角度に寄って滑らかになったりしなかったりする。足を開いてみよう。少しガニ股で足を広げた場合だが、この場合も消失点を意識しよう。足を開けば開くほど背は小さくなる。足先の向きも確認しよう。(2/5)
側面から。上前腸骨棘と恥骨結合、骨盤の稜線、仙骨。足を真っ直ぐ伸ばしているとき骨はすこし後ろ寄りに伸びる。大腿骨の戦闘はゴルフクラブのように膝の骨と向き合っている。膝までつながっている大腿骨の長さと膝から、かかとまでの骨の長さは1:1だ。横から見ると膝の骨自体に厚みがあるので、膝にも厚みをもたせよう。足を折り曲げた場合、膝が四角くなる。そして前の方のシルエットは少し凹む。肉同士が接している部分は押される。最後に足を少しだけ折り曲げた場合。太ももからふくらはぎのラインが重要だ。前方の膝の形は骨に沿ってできている。前の太ももが引っ張られてシルエットがかわる。結局は骨の形に沿ってシルエットが変化することが分かるだろう。(3/5)
後ろから。仙骨が三角形になって、上前腸骨棘は1/2地点に恥骨結合の三角形ができる。何度も繰り返すが膝はゴルフクラブの形だ。図形化をしてみる。ふくらはぎは、後ろから見ると外側のラインのほうが上がっている。続いて膝を折り曲げたときだが、大腿骨は変わらず腓骨が動く。ここまで見ると分かるが、膝を折り曲げたときのラインは大腿骨のゴルフクラブの形の輪郭に沿ってできている。膝の内側には腱の線ができる。骨の動きを確認してほしい。足が上がると膝のシルエットが変化する。(4/5)
ナナメ前から。上前腸骨棘、恥骨結合、稜線。ここでは座っているポーズを描く。大腿骨大転子。ゴルフクラブの形の大腿骨関節結節。左右対称に座っている足をかく場合は傾きも同じになるように注意。くるぶしの位置は外側のほうが下になる。ここまでみると、膝の方向とつま先の方向はおなじになる。例外としてつま先立ちしている場合はその限りではない。(5/5)
膝の変形は膝の骨によってきまる。注意しよう。
ドローイング終了:ひざはゴルフクラブの形ということを学んだ。今までは単純にレゴブロックのようにハマっているイメージで捉えていたが、今日からその概念を改める。まだまだ下半身はうまく描けないが練習していきたい。
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