まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter4_魅力的な目の描き方。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ意外の箇所には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
今回は魅力的な目の描き方について。皆さんは他の人のイラストを見てその目の描き方を真似したことがないだろうか。しかし実際に自分の絵に落とし込もうとしても上手くいかない場合が多い。その理由として「比例」が挙げられる。美しい顔は目鼻口の位置、距離、サイズが適切に配置されている。なのでそれらを無視して目だけ真似しても上手くいかないのだ。ポイント5つ。
①目のサイズ、形、比例について。横に比べて縦のサイズがどれくらいだろうか。基本的に横1.5,縦1の場合が多い。これが一般的な美少女の感じだ。より大人っぽさを出したい場合(実写に近い)は横が3縦1。瞳の大きさにも気をつけよう。横1.5縦1の場合は大体0.8から1くらいの横幅、そして縦幅も同じ。両側に白目がきっちり必要な点に注意だ。男性キャラクターの場合はもう少し白目をとろう。
②目の位置について。正面から見た時、実写に近い顔だと頭部のちょうど真ん中部分。美少女などのデフォルメイラストの場合は中央部分より下。どちらかというと目をどこに置くかというより、顎の長さをどれくらい取るかと捉えると分かりやすい。アタリを取った時に横十字線を引くが、目を中央においた後、キャラクターの顎の長さを短くすることで調整できる。
③目と目の間。よく言われるのが目と目の間には、目1個分の隙間があるというものだ。しかしこれを厳密に適用するとむしろ不自然になったりする。これは実写の場合のルールなのだ。デフォルメが入った美少女系はその距離が少しだけ離れたほうが良い。反対に、実写に近いキャラクターで大人のキャラならば少しだけ目の隙間を縮めたほうが良い。かっこいい感じになる。
④目の形を変える場合について。例えばつり目や垂れ目、色気のある目などキャラクターによって目の形を変える。しかし結果として目が不自然になったことは無いだろうか。理由はアイラインを無理やりいじって形を変えようとしているからだ。ここで確認すべきは目の角度だ。目尻だけではなく目頭も調整すること。つり目の場合は目尻を上げて目頭を下げる。垂れ目は反対。この原理は実写でも半実写でもデフォルメでも同じ。
⑤アイラインの太さ。目頭から目尻までアイラインは一定の太さを維持しているわけではない。これは美少女を描くときには特に意識すべき。アイラインを線と思うのではなく面として捉えよう。最初は小さい面でだんだん大きくなる。太さの差を図形化していく。垂れ目は目頭が太く、目尻が細くなっている場合が多い。まつげの表現も気をつけよう。上手な人ほどまつげの太さとアイラインの太さを調整している。
今回は理論多めなのでドローイングはなし。今まで感覚で描いてきたので学びが多い章だった。目を描いて切り取り+移動で調整しまくっているので痛いところを突かれたようで反省している。
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