【Coloso練習帳】まきあっと_chapter77

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter77_頑張って描いた背景が不自然になる理由。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1⇢section4⇢section5→section6を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


透視について話そう。なぜ私達は透視について学ぶのだろうか?それは背景を上手に描きたいからだろう。透視を学ぶ前に話しておきたいことがある。実際透視を学ばないと背景は描きづらいが、その概念がなくても背景は描ける。例えば人体は解剖学を学べば描けるようになるだろうか?服の表現や髪の表現など実際に見て描くほうが多い。背景も同じだ。透視を知らなくてもある程度基本知識を学べば描くことができる。そのため皆さんが透視にこだわりすぎて混乱しないように注意してほしい。

背景の基本ルールでやってはいけないこと。①アイレベルの不一致。地面の感覚がないともいう。ものすごく不自然になる。透視理論を知らなくてもアイレベルを守っていれば大体は上手く描ける。大事なポイントだ。②サイズ感のずれ。物体と物体との関係、人物と物体との関係。サイズ感が不一致だと初心者、子供の絵みたいになる。例えばキャラクターの手のサイズを確認すると相対的なニュアンスがつかみやすい(マグカップやカバンなど)。③基本的な情報がない。例えば花瓶が置いてあるが、花瓶はほとんどの家庭にはないだろう。デザインも単純すぎる。カーペットの置く位置や額縁の位置も違和感がある。本当にその位置に飾るだろうか?キャラクターに置き換えても着ている服や髪型、そのようなものは情報だ。きちんと情報を集めよう。④思いつくままに雑多に並べること。絵では部屋という素材が様々な意味を持つ。そのような演出を考えるなら家具だけを単調に並べては意味がない。女性キャラクターの趣味の作品やポスターがいっぱい張ってあったり、そのような意味のある演出をせず明確なテーマが無いのはもったいない。⑤構図が単純に羅列される。画面の流れを遮るように細かいオブジェクトが置かれたりする。初めて絵を見た時第一印象を作るものがない。

これらの対策方法。①アイレベルに関しては講座を用意したので参考にしてほしい。②サイズ感は少し気を使うだけで解決できる。日々の生活で意識してみよう。ドアを通る時、自分の身長よりもどれくらい高いかetc…。自分の体を基準として外の世界の様々なものを観察しよう。③これが一番難しい。情報量を増やすために観察を心がける。人体の関節がどのように動くのかなど、沢山クロッキーをしよう。町中の風景も電線がどのようにつながっているのか、建物がどのような形をしているのか描けるだろうか?そして資料を探そう。これがとても大事だ。私達の観察力や記憶力には限界がある。そこを補うのが資料集めだ。④⑤背景を描くことで何をしたかったのかを明確にしよう。キャラクターが花が好きだとすれば、窓を大きく描いて少し逆光気味に、窓のサッシを描きつつ両側に置かれたテーブルに花を乗せたりできる。瞬間的に吹いた風で花びらが舞っているとする。自分が何を表現したいのかを知っていれば構図も整理できる。花びらの流れで構図が演出できるだろう。これらの問題を解決できれば透視をしなくても上手く描ける。逆に言えばこの5つのルールを守らないと上手くなることはできないだろう。


今回からsection9パース編。①アイレベルに関してはラッキ先生で学んだものの依然として自信が無いのでこれから練習していきたい。②③は観察しろ、ということだろう。一朝一夕に解決できるものではないかもしれないが、自分のできる範囲で観察を心がけていく。④⑤は観察を前提としたクロッキー練習でアプローチできる。結局のところ、すぐに上手くはならないので、気長に練習していこうという風に聞こえた。まきあっと先生の言うように私はまったく背景に興味がない人間だったので、少しずつそれらを改善できるように努めていきたい。

今回の手の練習。観察と練習を繰り返していく…。

2025-07-31|
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください