【Coloso練習帳】まきあっと_chapter56

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter56_自然な光の作り方。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1→section4→section5→section6→section2→section3を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


今回は光を上手に表現できるかの最初の講座。まず始める前に知ってほしいことがある。光を上手に使うとはなんだろうか?その質問を受講生にすると、多くの人が明るさの調整、明暗調整がうまくできるようになりたいと答えていた。それに対する解答は前sectionの影編で既に述べている。(なので、もしそちらが気になる方は影編を見てほしい。)今回の講座は、影の基本的な明度調整の他に、光の多様な活用法について幅広く学習していく。

光は全部で3つの要素で成り立っている――――色、彩度、明度。ある意味では影の入れ方とは明度の調整でもある。しかし明度だけでは光の一部しか使っていない。光は色であるから、その組み合わせの様々な効果を使いこなせるようになってこそ光を上手く表現できていることになるだろう。

まずは色について。光の色がどのように作動するかについて見ていこう。照明と球体が一つずつある。照明によって球体が明るくなり、影ができている。ここで覚えておくことは、影の部分は完全な黒ではないということだ。黒は光が0の状態だ。みなさんが絵を描く時、影の部分を真っ暗に描いたりはしないだろう。なので影の部分も光を浴びているのだ。私達の周りには方向性を持っていない光があるが、これを環境光という。この環境光は背景の色となる。例えば森の中だと茶色か緑色になる可能性が高い。周りから一度反射してきた光なので、その色に従って漂っているのだ。屋外を想定した場合は空の色に影響されることが多い。従って青い光が上から入ってくると考えよう。なので屋外を想定した場合、影には青みが入る。

もし環境光がどこにでもあるのなら、球体の一番明るい部分にも環境光があたり色が変わるのではないか?と疑問を持つ人がいるかもしれない。この部分にも環境光は当たるが、しかしハイライトが強いため、かき消されるというのが解答だ。環境光はどこにでも存在するが光としての色はとても弱いのだ。

色の話をしよう。太陽光は通常、少し黄色が混ざった白色だ。今のように球体が白い場合はすこしだけ黄色を混ぜよう。白ならば簡単だが、しかし私達が使う物体のカラーは複雑なので、他の色も考慮しなければならない。(実演)赤色の球体に太陽光を当ててみよう。当然色が混ざる。カラーサークルに着目。それぞれの中間色を混ぜるイメージだ。どれだけ光の色に近づくかによって照明の彩度値が決まる。例えばネオンサインは彩度が高い。太陽光の場合は彩度がそこまで高くないので、物体の色を変えすぎないようにしよう。光を手動で計算するには2つの中間色を選び、色相を変えて、彩度と輝度(明度)を調整。難しい人は加算レイヤーを使って明度を落とした中間色を塗ろう。すると簡単に光を混ぜることができる。今画面には空と球体、地面(芝生)があるが、それぞれに太陽光を混ぜると調和することがわかる。続いて影の色を決めていこう。屋外の場合は空の色に影響される。青色というわけではなく天気や時間帯によって変化する青色だ。ここでは球体の赤色と空の青色である中間色、紫をすこしだけいれよう。すると青色と繋がる感じがでる。したの芝生は緑色の影響を受けているので同様に中間色をいれよう。キャストシャドウも同じ。このように照明の色や環境光を調和させることで雰囲気を統一できる。

キャラクターも同様に光を入れよう。夕日が沈むシチュエーションなので中間色を髪に乗せる。影を描くときは乗算を使う。空の色を基準にしてグレー系で塗ると良い。(カラーサークルの青色、左上のちょい下くらい)肌の色は青っぽくなるといけないので同時に赤色もいれる。曇り空の場合はどうなるだろうか。水の中はどうなるだろうか。室内の場合は壁紙の色にも影響されたりもする。背景とキャラクターが調和する色を探していこう。


今まで影に色を乗せる(調和させる)という発想がそもそもなかった。まきあっと先生のいうように「小学生が描いた絵」になってしまっている原因の一つが、環境光を取り入れていないことだろう。これからは光についても考慮しなければならないが、プロ絵師の人は考えている事多すぎないか…?

今回は面クロッキーの練習。Mark.J先生の面クロッキー回を復習しつつ動画内のバレリーナを面クロッキー30分。暫くは、このような面クロッキーで陰影の練習に切り替えるかもしれない。他にも課題は山程あるが、シャドウの練習に切り替えてみる。

2025-05-13|
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