【Coloso練習帳】まきあっと_chapter91

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter91_色で第一印象を作る。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1⇢section4⇢section5→section6を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


今回は色を通じて第一印象を作る方法について。色の調和と対比については以前話したことがある(chapter41参照)。今回は色対比の種類についてみていこう。対比は3種類ある。代用的な対比は色相対比だ。色相が離れているほど両者の境界線は目立つ。次は明度対比、明るさが離れているほど両者の境界線ははっきりしていく。最後は彩度対比、両者の彩度の差が離れているほど両者の境界線ははっきりしていく。コントラストが強くなるほど境界線がはっきりしてみている人に伝わりやすくなる。

色コントラストを利用した様々なシュミレーション例。①キャラクターと背景を完全に分離したいならキャラクターと背景の色を変えるだけでもキャラクターのシルエットが浮き出る。②キャラクターと背景を似たような色で描き、エフェクト(ここではハート)を補色で描くことでハートに先に目をいかせる。そこから視線を誘導して背景に隠れていたキャラクターに目を行かせる。③物体と背景の境界線を複合的に演出する方法、人の目は結果的にコントラストの高いところに最初に行ってしまう。キャラクターと背景のカラーを似せることで一つのグループとして扱う。すると最初はキャラクターにあたった光のみに視線が行く。今見せた3つは明度対比・色相対比・彩度対比すべて応用ができる。

実際に色を塗っていこう。前回のラフの続きから。今何をしているかというとポイントと背景を作っている。そうしてこそポイントが目立ち、視聴者が絵を見るようになる。ポイントを設定したあとフック(とっかかり)をつくる。今まで説明した何らかのコントラスト技術を使っていこう。大きなコントラストがあって、残りのコントラストがだんだん弱くなるようにしなければならない。まずこの絵の全体的な平均カラーについて考える。なぜなら最も大きい色が背景になりうるからだ。そこにコントラストを付けていくほど効果が高くなる。ベースは曖昧な青色、中彩度中程度の青。そこから色が変化して砂浜の黄色になる。一方キャラクターは青色と反対の肌の色をしている。この絵では基本的にキャラクターが持っている色がコントラストとなっている。しかし雲と波の色の白、キャラクターが着ている白が強力すぎてどこに目がいっていいかわからない。なので雲の色の彩度を落とそう。少しずつ色と量を調整して、波の色も半透明にしてみる。キャラクターの場合は他の色に負けないように色をのせなければならない。ここまでが全体的な構図計画だ。手に持っている石があることに気づかなかった人も多いだろう。これが調和だ。一方でキャラクターと服の色と似ているため、少しずつ色を変えて可視性を高めることでコントラストになりうる。例えば海の色と反対のオレンジ色を石と瞳の色にすることで補色のコントラストになる。手前の砂浜にオレンジ色のヒトデや黄色い花を髪につけてポイントを付け加えることもできる。このように様々な色のコントラストを使ってより多くの情報を伝えることができる。


色でコントラストを作る際は調和とコントラストの概念が大切だ。プロの作家さんが色を塗ってラフから移行する段階の頭の中が垣間見られてたのは面白かった。明度対比・色相対比・彩度対比はソジ先生も同じことを言っていたので、そちらのほうも復習しつつ頭の中に入れていかなければならない。

今回からは加賀美先生の本を使って練習。シルエットで描く方法とブロックのアタリを使う方法があるらしい。ブロックアタリのほうが指が見えるアングルでは有効とのことなので(Mmmmonexx先生も同じ)、そちらのやり方をマスターしたい。

2025-07-24|
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください