まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter32_動勢が失われる理由。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
また講座を受講する順番はsection1→section4→section5→section6→section2→section3を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
ポーズが描けなくて写真を参考にしたはいいものの、不思議と元々のポーズよりもダウングレードしたような微妙な感じになった経験はないだろうか。そのような時は腕と脚が描けていない、というよりも動勢が失われてしまっている事が多い。その原因として①観察力が足りない場合や、②根本的に描き間違えている事が挙げられる。①の場合は前回紹介した観察力トレーニングをしよう。②の場合は全体的な比例(比率)を間違ったりしているのでそれらを修正しよう。それでも動勢が出ずに原因が分からない…ということがあるかもしれない。そのような場合はトルソー(胴体)が原因だ。全体でみるとそんなに悪くないのにトルソーが悪いだけで動勢の10-20%程度は落ちる。今回はトルソーのチェックの仕方、そしてポーズの模写やクロッキーに応用する方法をお伝えする。
胴体は胸郭と骨盤に分かれる。したがって胸郭と骨盤の位置を確認しよう。画面写真に縦線を入れてみると人物の胴体が傾いていることが分かる。このように顔と胴体、骨盤の位置を見たら傾きを確認しよう。胸郭と骨盤の傾きを別々に計算することで腰に回転があったりしていることが分かる。そして縦の傾きと同時に横の傾きもチェックする必要がある。このような事を見落として脚の付け根が水平になってしまう事がよくある。Z軸の動きにも着目しよう。胴体を円筒に見立てた時手前側ないし奥側に円筒が傾いているのかチェックする。このようなものを正確に再現しないと問題が生じる。トルソーを正確に描けたとしても服を着せる時にズレてしまう場合がある。正中線を確認しよう。
実演。写真を参考に描いてみよう。まずは胴体の関係を確認する。胴体の十字線。先程も話したように胸がどれだけ傾いているか。何気なくざっと見ると右:左が1:1のように見えるが仔細に観察してみると左の方を向いている。そのようなことを考えながらデッサンしてみよう。具体的な順番は骨組みに近いものを描いてからでも良い。脚の骨の位置は骨盤のラインから外れてはいけない。自分が書いておいた骨盤の上部と一致する範囲内で解釈しよう。肩の場合は若干の可動域があるので少し抜けても良い。なので方のほうがラインよりも外れている。首も注意だ。角度によっては首が見えない場合がある。そのようなポーズなのに首は必ず描くべきだという認識のためにキリンのように首が長く見えてしまう事がある。トルソーが正確につながっているのか、自分が望む角度でデッサンが出来ているのか、そのようなことをチェックしながら描いてみよう。
動勢つまりポーズに動きが無くなる事は昔からの悩みだ。ラッキ先生からは第一ボックスと第三ボックスに分けて胸郭と骨盤を捉えることで動き全体を捉えることを学んだ。まきあっと先生も言わんとすることは同じで、肩と骨盤の動きを捉えることが動勢をつけるということなのだろう。
今回もMmmmonexx先生のyoutubeから。

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