【Coloso練習帳】まきあっと_chapter29

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter29_ポーズデッサンの基礎。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1→section4→section5→section6→section2→section3を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


皆さんが絵を描く時ポーズや体がおかしいと感じる場合があるだろう。キャラクターを描いたが、なんだか違う気がする…という場合はイメージとズレているということだ。その時にどのようなことが問題なのか。結論を言うとこの問題はラフスケッチから生じる。ラフで絵が崩れる理由は全部で10個だ。絵をよく描いているが実力が伸びないと悩んでいる人はこのルールを守っていない事が多い。

①骨格を描く時に棒人間のような線だけで全身を表記してはいけない。この様に描いた場合その後全身に肉をつけていくが完成してみると一部が短かったり崩れている。私達は人を見る時、全身のバランスや腕や足の長さをパッと見で測定する。なぜならその人が病気や四肢が欠損していないかどうかを無意識に判断しているためだ。ところが棒人間の骨格だとその認知機能が活かせない。具体的な骨格の描き方は人によって違うがシルエットで捉えていこう。

②ポーズを描く時ほぼ正面の手足を広げた状態、漢字の「大」の字ポーズになっていないだろうか。大の字ポーズを映えさせるのはプロでも難しい。胴体をまっすぐに広げるのではなく回転させたり脚を交差させたりしよう。あるいは構図を変化させたり最大限単純なポーズを避けよう。彩色だけでは誤魔化すのは難しい。

③関節を無視してはいけない。例えば腕を描く時どこから肩で腕が生えているのか考えないと服を着せた時に変になる。同じポーズを鏡の前でやってみたり資料集めをしているだろうか。それくらいの努力は当然求められる。知らなかったり考えるのが面倒くさかったりして適当に服に隠れるから大丈夫、としていないだろうか。ラフを描いたら関節を全てチェックして形を整える。この部分は絶対に手を抜いてはいけない。

④塊感の把握に努めよう。腕や腰などの各パーツの位置があっているか、角度が適正か、骨格があっているかの確認を怠ってはいけない。例えば腕は円柱だが円柱がどちらの方向に来ているのかを常に考える。画面を拡大していると細部の描写に気を取られて全体の流れを失いやすい。シルエットの内面に対する角度や位置をラフの段階から正確に把握しなければならない。これを養うためにはクロッキーや模写をしよう。

⑤全身の比例(比率)を把握しよう。イラストが完成してから全身の比率を修正しようとするととても大変だ。比率に関しては次のchapterで扱う。

⑥自分が描いた素体に合致する服を描こう。Yシャツを描くなら素体に着せていくが、その時点で服のシワなどを考えよう。服のシワを描かなければいけないという強迫観念にかられて素体を無視してはいけない。服を着せる時に全体的な形、角度、関節の位置を合わせていこう。

⑦服のシワをラフ段階でしっかり描こう。服のシワがあるということは突出が起こっているということだ。突出が起こっているということはシルエットが変わるということだ。ところが服のシワを描く時に立体感を考えずまっすぐナイフで線を入れたように描いてしまう場合がある。すると彩色の時に苦労する。影をどのように入れたらよいか分からなくなるのだ。服のシワはラフの段階からしっかり描いてしまったほうが楽だ。

⑧細かい描写物をシンボル化していないだろうか。例えばリボンを描く場合単純化されたあちこちで見る形をそのまま描いていないだろうか。リボンも立体だ。角度を変えると複雑な形をしている。記号として認識していると応用が利かない。クリップアートのようなイメージをそのまま回転させると変になる。一つの立体として資料集めをして勉強しよう。

⑨自分の頭だけを信じてはいけない。リボンの側面がわからないのに頭の中で断片的な情報をつなぎ合わせることだけが正解ではない。難しいポーズも同様だ。頭の中に情報がないにも関わらず無理に組み合わせる必要はない。資料集めをしっかりして経験を蓄積しよう。細かい情報が集まってあなたの経験値となる。

⑩わからないことがあったら時間をかけて沢山調べよう。焦って線画に移行しても逆に時間がかかるだけだ。ラフの段階でしっかり描けるようになるべきだ。未来の自分がどうにかしてくれる訳では無い。

皆さんが絵を描く時、以上10個の中で3つ以上は当てはまっていたはずだ。この段階を疎かにするほど成長速度は遅くなり、そして皆さんがプロに近づくほどこの問題を疎かにしていたツケが回ってくるのだ。少し面倒でも10個の点を守れば実力が早く伸びることは保証しよう。


要するに今回の章は「素体を描く上での心構え編」のようなものだ。次からポーズ編のメインに進むがその話をする前に…ということなのだろう。因みに私は3,5,6,7,8あたりが当てはまった。1,2,4は昔は当てはまったが最近は改善されてきたように思われる。

今回はMmmmonexx先生のyoutoubeを見ながら手の練習。お手本通りには描けないが繰り返し練習していくしかないだろう。

2025-06-25|
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