まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter55_シワの実践練習。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
また講座を受講する順番はsection1→section4→section5⇢section6を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
今回は実際に服のシワを描いていこう。写真を参考にし、どのように描いていくか。まず写真が必要だが、どのように写真を選ぶかを話す。ポーズが似ているだけで選んではいけない。①光源が直射日光か、散乱光か。散乱光の場合は広く光が入るため、全体的に曖昧な影ができた。従ってこのような写真を使うとシワの参考資料にはなりにくい。また補助光が複雑でないかどうかを確認しよう。追加の照明があるかどうかも確認だ。つまり境界線がはっきりした写真を選ぼう。②服の材質を見てある程度似ているかどうか。例えば服のシワは厚手の服だと大きくなり、シャツのように薄いと細かくなる。ニットを描きたいのにYシャツのシワは参考にならない。似たような服の材質を選ぼう。③あるポーズを描きたい場合、どんなシチュエーションにそのポーズになるかを考えよう。アクション系のポーズならば、ダンスの写真を検索すると結構いい素材が見つかる。あるいは動画でも良いだろう。
写真を模写しながら注意すること。例えばスケッチを描く時、写真を細かく模写しないようにしよう。模写をする過程で大げさな形になりやすくシワの良さがなくなる。最初は大きな流れから描く。当然ながら重力がかかる。(前章で解説したシワの話を思い出そう)角度が違うときでもそのような知識があると自分のイラストに反映できる。ここまで終わったら再び細かい部分を描写していこう。細かい部分を描写するときにやりがちなミスとしては、細かい線をそのまま描こうとしてしまうことだ。ディティールがない人の絵はブラシで線を引いてしまい、結果として影の形が四角形になることが多い。
服のシワのデッサンのクオリティーが落ちる原因は線画(スケッチ)が適当で影をつけようとするからだ。線画では平たく描かれているのに影をつけようとすると、双方が違う主張をして辻褄が合わなくなる。線画の段階から塊を把握していこう。すると影が自然に反映されるようになる。この時点ではきれいに描くよりも塊を把握することに力を入れよう。デッサンとは、結局どれくらい把握できるかの問題なのだ。前章ではシワがうまくかけるようになるためには、立体感覚を養うことが大事だと述べた。これがそのような状況なのだ。
スケッチが終わり線画。線を描くときはオクルージョンシャドウに気をつけよう。線画を描くときは描かなくてもいいシワまで描いていないだろうか。境界線がはっきりなく広がっているところは描かないで影としていれる。影にも明るい影と暗い影があるが、最初はワントーンで入れていこう。服のシワはぱっとみたときに綺麗でなければならない。整えていこう。ある程度かけたら境界線を柔らかくしていく。服のシワは意外とデリケートなので伸ばしたい部分や柔らかくしたい場合などの描写を追加しよう。普段から模写の練習をすると良い。
線画のときにシワの細かい描写までいれて、色を塗るときに明暗をつけようとした結果、線画の形と合わなくて変な影やシワになってしまったことはよくある。まきあっと先生のいうように塊を意識して、全体を見ながら陰影を捉えていかなければならない。圧倒的に練度が不足している…。また厚手のニットやセーターを描こうとして、Yシャツのシワを参考にしていたことは当てはまりすぎてドキッとしてしまった。たかが服のシワだが突き詰めていくと奥が深い。
さて、これでsection5影編が終了した。フォームシャドウやキャストシャドウについての知識がなく全て「影」として捉えていたことや、色塗りの際に明暗を対比した塗り方なのか、テクスチャで密度対比をした塗り方なのかの違いについても全く考えたことがなかった。対比の概念が分からないまま他の人のイラストを見て真似しようとした結果、密度スカスカのイラストが完成して、影について学んだ今それを見返すとあぁ….恥ずかしい….となってしまう。この恥ずかしさを忘れないうちに色塗りの練習もしたいが、とりあえずsection6光編まで進めてから考えることにする。ということで次は予定通りsection6の光編に進み、それが終わったらsection2⇢3の人体ポーズ編を予定。
今回も立方体の展開図の練習(清書なし)。ローアングル・ハイアングルの歪みをなくしたい。

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