【Coloso練習帳】まきあっと_chapter42

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter42_明度の改善。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

また講座を受講する順番はsection1(1章から14章)⇢section4~10(39章から92章)⇢sectinon2~3(15章から38章)⇢section11(93章から100章)を予定している。※とりあえずの暫定

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


今回は明度を整える方法について。明るさを整理すると言い換えても良い。絵を描く時には様々な明度を使うが、使う明るさが偏っていたりすると絵が濁ってしまう。十分な明度コントラスト(明度差)がなければならない。

光を感じる原理。例えば夏に外に出ると強烈な太陽光で自分の影が暗くなる。明るい絵を描く人たちが陥りがちなミスは、このような濃い影を描かないことだ。光が明るければ影が暗くなる必要があるが、影が暗くならないので霧がかかったように見える。より安定的に光の感覚を見せるためには絵の中で明度コントラストを使って最も明るい色、中間色、より暗い色、最も暗い色を調整する必要がある。

そこを踏まえて明度の整え方を紹介しよう。まず明度を正しく使えているかどうかチェックする方法。レイヤーを1枚作成。グレー系の色を適当に塗る。今回は尺の都合上オーバーレイを使う。絵全体を白黒に変えてから白をたくさん使ったのか、黒をたくさん使ったのかを確認しよう。このスキル自体は知っている人も多いが実際に使いこなせていない人が多い。例えば白があって、黒もある。そのため自分の絵を見た時に間違っているのかどうかをチェックすることが難しい。この時にコントラストと調和の概念を適用しよう。例えば髪の毛と背景がはっきり分かれている事が確認できる。つまりここはコントラストが大きいのだ。という風に明度がはっきり区別されているか合わさっているかを見ていく。洋服のフリルの上下につながる部分が曖昧で調和しているが、ここは上手くできていない事が分かる。ここで知っておいてほしいのは、自分が見せたいこと、伝えたいことがある部分には十分なコントラストが必要だということ、反対に隠したいことや自然な背景になじませたい場合は調和させる必要があるということだ。

そして明度の整え方。隠したい部分は消して見せたい部分、コントラストが足りない部分を付け足す。(実演)本人の意図が最も重用だが、ここでは手前につれて明るくなっていく感じを演出しよう。キャラクターの手がまわりの白色に溶け込んで見えにくい。なので手の後ろにあるレースはもう少し暗い色にしようetc…。結果として最も重用な箇所が絵の真ん中に集まっている。周りのオブジェクト(ここでは楽譜)にも視線が行くだろう。これを元に、既に塗った色のそれぞれのレイヤーを修正していく。

もう1枚実演。画面のキャラクターは黒い服を着ているが、ディティールをアップさせたい。画面左の雪だるまは重用なポイントだが、絵を見た時にあまり目に入ってこない。周りの色と過調和を起こしているのが分かる。(実演)目立ちすぎる必要はないが存在感を出したい。このように影をいれるだけでキャラクターとつながるのが分かるだろう。体育座りをしているが、足と腕をもう少し分離したい。下から反射光が来るという設定にしてみよう。実際は手と足のほんの僅かな空間に空気遠近法は適用されないが、あくまで許容範囲内で適用する。結果としてよりスカートが目立つようになった。このように自分の意図に合わせて整えよう。背景も寂しい。何かオブジェクトを追加したい。木の枝を追加しよう。コントラストが強くなりすぎると注目を集めてしまうのでバランスが大事だ。キャラクターがメインなので、あくまでの木の枝は脇役だ。適度に不透明度を下げよう。この際キャラクターを見ながら不透明度を調整すると良い。


前章で過調和の話があったが、それに続く形での明度の調整方法。これからは絵を完成させる前に明度の調整を行うプロセスを設けたい。プロの人はここまで色について意識しているのか…。

今回は八の段。

2025-04-08|
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