まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter13_目の形のディティール。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
今日は目を描く方法について。誰もが目を上手に描きたいと思っているが、いくら上手な人の描き方を参考にしても上手くいかなかった経験はないだろうか。今回は目の描き方に関してどのようなミスが多いのか、真似をするにあたってどのような部分を見抜けなかった為にミスをするのかについて話したい。
①キャラクターを見るときアイラインとアイラインの下、瞳の形などに目を奪われやすい。しかしキャラクターの可愛さを判断する基準の大半は目鼻口の位置取りだ。これを「比例」といった。比例感を最優先に考えなければならない。人によるので完璧な答えはないが、大人のキャラや実写に近い場合は目の大きさは横3縦1くらい。デフォルメキャラは横1縦1くらい。
②眉間を調節すること。目と目の距離感。1・1・1が原則であるが、そこを基準としたうえでそれぞれの好きな比率を探していこう。
③アイラインの変曲点。アイラインは目の形のこと。アイラインを3つに分けると(長さは正確に決まっていないが)どこが一番長くて短いのかを分析しよう。最初から最後まで一つの弧のように感じる場合が多いだろう。だからといって最初から最後まで一筆で描いてしまうミスがよくある。この細かいミスが何気なく全体像に大きく影響してしまう。これからはアイラインの曲がる点(変曲点)を意識しよう。アイライン下部についても同様。
④アイラインの太さ。目頭に重み(太さ)をいれる人もいれば、真ん中に重みを入れる人もいる。しかし同じ厚さとして解釈してしまうとミスが生じる。面として捉えることでアイラインの形を把握できる。これは線の厚みの変化にもつながる。
⑤白目の比率。アイラインを正確に描かないと白目が広がりすぎてしまう。私達が考える目は基本的に丸い形だ。しかしアイラインをミスったりすると台形に近い、あるいは扇形の白目になってしまう。アイラインを描く時に目のシルエットについても考えよう。最初のラフの段階で上下の目がある程度完成しているイメージを持つことで解決できる。
⑥左右の瞳の形とサイズ。瞳には様々なデザインがあるが、片目だけ雫で、片目だけ四角い場合など。少しの違いでもすぐにバレてしまう。パット見た時にバランスが悪いと思われてしまう。瞳の輪郭にも注意。輪郭が中央で一番高くなるのに、もう片方は下の方で高くなっている等。左右で大きさが同じ場合も注意だ。斜め顔の場合は奥のほうがサイズが小さくなる。
⑦まつ毛とアイラインについて。まつ毛を描くとき、アイラインにつなげてまつ毛を描く人がいる。この場合、眉間との距離を誤りやすい。まつげがまつげらしく描かれていると眉間との距離が縮まっても問題ないが、アイラインと一体化しすぎてしまうとそれ自体がアイラインになってしまい結果目と目の距離感がおかしくなる。目の形が崩れてしまうのだ。また、二重まぶたも位置にも注意。アイラインの幅を超えて二重まぶたが展開してしまうと目の幅がおかしくなる。
⑧瞳の大きさ。最近は白目が大きく見えるスタイルがトレンドだ。また男性キャラクターは瞳が小さいほうがイケメンに見える。ただしこれは間違いというより好みの問題だ。
⑨アイラインの厚さ。アイラインを厚くするほど化粧をしているように見える。しかしアイラインを厚くするときはまつ毛を長くしすぎないことだ。目が強調されすぎて目だけ浮いているように見え、その結果として怖くなる。まつげを強調したい場合はアイラインを薄くしてバランスをとると良い。ちなみに現実でもイラストでも、アイラインを薄くしてまつげを強調するのがトレンドになっている。(2023年時点)
⑩化粧について。化粧をするということは目の上下のサイズを大きくするということだ。先程も説明したように、目の比率が横3縦1だとして縦の厚さを盛るから横3縦1.5から2くらいになる。絵柄にもよるが、化粧をさせたい場合はそれを見越して横4縦1くらいから始め、最終的に好みの比率になるようにしよう。
chapter4も目に関するものでタイトルも似ているが、chapter13は、今までの章で扱ってきた目に関する要点をぎゅっとまとめたような感じ。重複している論点がいくつもあった。
一番参考になったのは二重まぶたの位置取りだった。二重まぶたは適当に線を入れていたが、やはりそれでは駄目だった。二重まぶたの位置にもきちんと理由があるのだ…。最近のトレンドも白目が多いことはなんとなく知っていたが、はっきり言われて初めて分かった部分もある。アイラインの描き方にも気をつけたい。
今回は三の段。時間がなくてさっと済ませてしまったが反省している。5-8辺りが苦手。

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