【Coloso練習帳】まきあっと_chapter8

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter8_立体感のある目と口の描き方。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


今回は目と口にどうやったら立体感を付与できるかについて。

首を回した時、目や口を描いてみると顔が平たく押されたように見える経験があるだろう。そのときは目と口の立体感が無いことが原因だ。

目の本質的な話をしよう。目は丸い。(3Dモデルの展開)眼球が丸いということで、外側に丸く突き出ている。目を閉じて瞼の上を手で触ってみよう。私達の目は実際に紙のように平たいものではなく立体感があることが分かる。すると立体感による歪みが生じることになる。首を回したポーズを描いた時に目がおかしくなったりするのはこれが原因だ。

目玉を回すと、角度が変わる正面から見たときの違いは何かというと、端の部分が広くなることだ。正面を向いている(左の白目):黒目:(右の白目)を1:1:1とすると、左を向いたりするとその比率が崩れる。ありがちなミスはそのままの比率で左右に当てはめてしまうことだ。黒目の比率が変わらないので違和感の原因になる。実際にデフォルメイラストの目を右に動かしてみよう。まず左側が長くなって右側が縮小する。したがって上のラインは左側がゆるくなり、右側が短くて丸い形になる。目を一つのボールだと思ってそれに沿って描くイメージだ。自ずと下のラインも変わる。

続いて上下に動かしてみよう。真ん中に書かれている線の歪みについて注目してほしい。最初は真っ直ぐ見えたはずの横線が歪んでいる。上の方が丸くなって下の方は相対的に角度がゆるくなる。頭を上げた時どのように目は見えるか。下の方は直線に近い形になる。全体的なラインも少し突き出ていることを覚えておくと瞳の中央も少しずつ上昇すると予測できる。頭を下げた時も同様。上の方が直線に近い感じになり、下の方が丸い形になる。

左右の2枚のイラストの修正。このイラストのもったいないところは、頭は立体感があるのに目は立体感はない所だ。反対側の目が一番の問題だ。左右対称の瞳になりすぎている。両目の目頭と目尻も同じ。この目に立体感を与えるには目に玉を入れる方法が一番イメージしやすい。平面に絵を描いているのではなく突き出た所に持っていく。一度やってみるとそこまで難しくはないはずだ。ここに関しては理論というより立体感でアプローチしたほうが上手くできる。理論のみで押し通すと1日中絵を描く事になるだろう。

若干ローアングルから。先程話した2つのポイント(左右、上下)を明確に意識。この状態では下のラインはよりゆるくなって上の方がもう少し丸くなる。デフォルメの目の場合、片方に傾いたので上は早くカーブして目尻は最も早くカーブする。するとクルッと回る感じになる。片方が下がって目尻のラインが一気に下る。目頭がゆるくなる感じで描くと目がより立体感が出るだろう。

最後に口について。実は口も飛び出ている。口閉じて唇を触ってみよう。この歪みは目よりも強い。今まで学んだ上下左右の目玉の歪みが口ではより大きく起こるのだ。するとどうなるか、というと口の中央のラインが変わってくる。口の下に線を引いて影を表現することがあるが、その位置にも気をつけよう。真ん中を基準にして左右のラインの差が大きいのも特徴だ。ここまでくるとアタリの十字線を適当に描いてはいけないことも分かるだろう。


顔の立体感については考えているが、目の立体感について考えたことはなかった。まきあっと先生の講座は日々発見の連続だ。今までの自分のイラストを見返すと、目の立体感が欠けているものが多い。恐らくそれが見直した時に感じる違和感の原因の一つだろう。

今回は立方体の九九_4の段~9の段をやってみた(清書はなし)。立方体が歪みまくって途中で辞めたくなったが、とりあえず最後まで通した。練習を繰り返していけば上手く描けるようになるだろうか。

立方体描くのは思いの外難しい。シンプルなゆえに上手くかけないとそれが露骨に分かってしまう。ちなみに円柱バージョンもあるらしい。極めようとしたら時間がかかりそうだ。まきあっと先生の講座を終えるまで、何かしら練習していく予定。

2025-03-19|
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