まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter7_首とローアングルの顎の描き方。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
まず首の描き方について。首を描くためには構造を知る必要がある。(3D人体模型を見ながら)横から見ると中央に耳の穴がある。首の骨は脊椎から始まり、頭部へとつながる。そのとき耳に向かっているように見える。実際は直接つながっていないが方向性の話だ。それで耳が軸になるという話を以前した。そして肉付けをして首全体を見ると、首は頭部の中央に位置していることが分かる。
この点を踏まえて正面顔や横顔を見てみよう。首を間違える人はアタリの段階から間違っていることが多い。アタリが間違っていると後頭部に対する意識が無くなる。そのため頭の形や顔の占める割合を考えると、顔を基準に首を生やしてしまうことになる、そして後から髪を生やすと首の位置がおかしくなるのだ。
下顎の描き方も説明しよう。ローアングルでの顎の描き方と言い換えても良い。重要なポイントは耳が回転軸になる事だ。(3Dモデルの解説)耳と目の位置に着目。正面顔だと目の位置と耳の位置は同じ高さにある。これはデフォルメイラストでも実写でも半実写でも同じ。頭部を動かして見よう。ローアングルになると耳が目よりも下になる。頭部は球体なのだからある意味では当たり前だ。ハイアングルではその逆になる。横から見ても同じ。
注意すべきはローアングルの顎のライン。(3Dモデルの解説)顎のラインが一直線になることが分かる。ここを見落としてしまうと、例えばローアングルなのに顎を長めに取ってしまった結果、顎だけがやたら長いキャラクターが誕生する。ちなみにハイアングルでは反対のことが起こる。顎ラインと顎先が下がった結果、顎のラインが鋭くなる。
ではローアングルはどうすればよいのか。覚えてほしいのだが、この角度は皆不細工顔になってしまう。たとえハンサムな俳優でも顎が短くなり絵面が悪くなるのだ。なのでおすすめは、この角度からは描かないことが第一になる。その点を踏まえたうえでローアングルを描くコツをお教えしよう。正面ではなく角度をつけて描くことだ。正面ではなく斜めから描くと下顎のラインが見えるので、顎のきれいな形が見える。
具体的なラインの描き方。まず下顎の形を知る必要がある。(3Dモデルの展開)顎の下に影がかかっているがここが最も重用なのだ。下顎は顎先から始まり、首の中央までが下顎の境界線だ。ここに舌骨という骨がある。3Dモデルでは宙に浮いているが、筋肉によって間接的に宙に浮いていると考えてほしい。下顎は顎の骨の端から舌骨までを膜のようにつなげているものだと言える。舌骨は位置だけ覚えておけば大丈夫だ。今回は首を動かして体を動かしていない点に注意だ。首を回した時に顎の先と舌骨がどのように位置するかを見てみよう。
向かって左に首を動かすと舌骨は動かず顎の地点が動く。この角度をデフォルメするならば首の線を内側にいれることになる。真ん中の舌骨の位置を変えずに両側の三角形をつなげるとほしいアングルの下顎を表現できる。首を大きく上に上げた場合、舌骨は動かず顎先が伸びる結果として引っ張られる形になる。美少女のデフォルメイラストの実演。最初は顎のラインを全て描こう。首を配置したら胴体。舌骨の位置を確認。色塗りの際に顎先から下顎を影で表現すると自然な感じになる。
今回はローアングルに焦点を絞った解説だった。驚いたのはローアングル自体が望ましくないアングルであり、どんな人やキャラクターでも不細工になってしまうということ。その前提で可愛く・かっこよく見えるようにするためには角度をつけるというところが参考になった。あとは舌骨について。舌骨は名前は知っていたがイラストを描く時に明確に意識したことはなかった。
今回は立方体の九九の2回目。前回よりは上手く描けたかもしれないが、まぁ粗が目立ってきて恥ずかしい。次は四の段から八の段あたりまで練習をしたい。

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