【Coloso練習帳】まきあっと_chapter6

まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter6_顎のラインの描き方。

主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。

*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


この章は顎のラインの描き方について。

頭部や顔を描く時に最も難しい部分は顎のラインの取り方だ。なぜならば絵師や画風によって最も変わる部分の一つだからだ。まず皆さんに必ず知っておいて欲しい所がある。顎の骨についてだ。

(いくつかのサンプルの顔がある)ハイアングルやローアングル、つまり正面以外の場合、顎の骨や頬骨は左右対象に描く必要があると思い込んでいる人が一定数いる。しかしそれは間違いだ。この場合(ハイアングルやローアングル)顔の輪郭線と顎の骨は一致していない。ここで疑問が湧くだろう。頬骨の位置は?デフォルメイラストでも実写でも頬骨は目の下に位置する。耳から水平に指を沿わせていくと自分の顔でも確認できる。

頬はどこにあるだろうか。実写の場合は口の横だ。そしてデフォルメイラストの場合も口の横になる。ここで見てほしいが、より幼いキャラクターほどふっくらとして年上のキャラクターほどスリムになる事がわかる(実演)。そのため内側のラインは頬骨と顎の突出によって決まるといえる。

以上の点を踏まえてサンプルの顔を再構成しよう。(ローアングル)頬骨の位置を確認。デフォルメイラストの場合は、分かったうえで省略したほうが良い。可愛くなる。アタリをよく確認しよう。頬の位置と口の位置を確認。単に頬を左右に作ると頬が上がりすぎてしまう。最も高いカーブが口の横になるのが一般的だ。口の横よりも高い点をカーブさせるとスリムな印象になる。反対に口の横よりも低い点をカーブさせると例えば赤ちゃんのように頬に肉がつく。(ハイアングル)。頬の位置は少し下を向いているので口より少し上に描く必要がある。

顎のラインで頬が窪んでいるのを見たことが無いだろうか。①顎の先を決めて②頬を決める③その間の顎の骨でもなく頬の肉でもないラインが一時的に現れてくぼむ。両者の位置を決めたら押し込むようなイメージでラインを描こう。しかしこのラインは繊細でなければならない。過剰にやると違和感のある絵になる。もし単純なラインよりも詳細に演出したい場合はこの技法を使おう。

実写の場合。頬骨が重要になる。輪郭で眉の部分を突出させる。特に成人キャラクターの場合は必須となる。それから頬骨の位置は強調しすぎず、丸く下がるようにそのあたりから頬を作り顎とつなげる。顎の骨は年齢にもよるが、しっかり描こう。丸い形ではなく直線あるいは少し抑える感じで描くと鋭く力強くなる。このメリハリの差でキャラクターの印象を変える事ができる。

2つの男性イラストの比較。左は中高生くらい。右は成人。顎の骨と輪郭の取り方でこれくらい印象が変わるのだ(実演)。顎は描く時に耳の下から少し前に出して描くと細いラインになる。実際は真下に伸びている。目の下から横顔になるので、その辺りでラインをカーブさせるとよりリアルになるだろう。


まきあっと先生の講座は全ての一つ一つが理論に裏付けられている。一方で、私は顎のライン一つとっても、他の人の絵を見ながらなんとなく真似で描いてきただけだ。このような理由があって、このような形になりますよね、と言われると、感覚だけで描いてきた自分が恥ずかしくなる。改めて過去の自分の作品を見直すとその辺りの理屈が適用されていないのがよく分かる。

2025-03-16|
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