らんふ先生「色塗り×構図で印象づけるキャラクター描画術(全24講 27時間 22分)」を購入したので消化していきます。今回はchapter7_影の付け方と光沢感のある塗り方。
私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートの写真には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよと規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
section4では色の塗り方について。まず影とハイライトの位置関係について話す。光と影にはルールがある。そのルールに従って影とハイライトを入れることが大切だ。円柱がある。光が当たる時に、光源に一番近いところが明るくなる。反対側には落ち影(シャドウ)と陰(シェード)ができる。この原則を覚えておこう。質感の表現。球体があるが、左の方は柔らかい印象を受ける。ハイライトをつけずに影との境界線を滑らかにしていく。マットな質感だ。影のグラデーションをなじませる。マットな質感は光源も控えめになじませる。一方で硬い物は明るいところと暗いところの箇所がはっきりしている。ハイライトもしっかりつける。反射光もいれよう。すると硬い材質が演出できる。
それを踏まえてどの様に影を落とせば良いのか?キャラクターの顔に影を塗るとすると、キャラクターの頭を立方体で捉える感覚で影をつけていこう。目の下はくぼんでいるので光源が上にあると影ができる。おでこは3つのブロックに分けよう。おでこの端のブロックには影が入る。側面には影が落ちるし、眉の下にも影ができる。鼻筋の横にも影ができる。反対にハイライトは、おでこの反対側の端のブロック、鼻筋の上の面、頬だ。このように面を割って捉えていくと描きやすくなる。
服の塗り。服の塗り方も面で捉えていこう。光源と反対側の側面には影が入る。胸の側面、胸のしたのブロックに影が落ちる。胸はトップスの頂点からひっぱりシワが生じる。袖も肩の頂点からシワが入る。シワは面が分かれる指標になる。つまりそこを起点として光が当たる具合が変化するということだ。シワの反対側は少し明るくなる。境界を意識した面割りを心がけて欲しい。
髪の毛の描き方と塗り。まずは描き方について。髪の毛の生えている地点を統一させよう。頭部をブロックに区切って側頭部と後頭部に分けて、頭の分け目から髪が生えて下がっているイメージで描く。髪の毛の束にも厚みがある。側面には影が入る。髪の毛はランダムな形状を出すことがポイントだ。滑らかな境界線というよりも適度に影を削ろう。髪の毛の影も正面と側面では光の量が違うので明るさを変える。ハイライト。髪の毛の繊維に沿って段差を設けて上げるイメージ。ここでも髪の毛の生えている位置を考えながらハイライトを入れる。透明ピクセルをロックして透明エアブラシでハイライトの明度を変化させる。
色に関して。大事なのは立体感であって、きちんと影を入れていればどんな配色でも良いものに見える。色を入れることで覚えてほしいのは、彩度が高くなりすぎないことだ。画面内のイラストは目の部分だけ彩度が高いが、これは顔の表情に視線を向かせたかったので意図的にそうしている。色味は全体的に統一し、部分的に強調したい箇所の色の彩度を高めると効果的だ。また肌の影は赤とオレンジの中間、彩度は若干低めの色で塗ると人間の肌っぽさが出る。服の影は青み、紫っぽさをいれると人が着ている服感ができる。きちんと彩度を意識することが大事だ。
髪の毛と服の塗り解説が参考になった。髪や服の影塗りは特に苦戦しているので、動画内で解説されたことを意識していきたい。また顔を単純化して影をつける練習はしてそうでしてこなかったので、今回やってみた。


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