牧田ゲニア先生「初めてのメカ絵:汎用性の高いメカデザイン術(全20講 14時間 52分)」を購入したので消化していきます。今回はchapter4_機能的構造がもたらす美しさ。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
前回のおさらい:情報量の多さとは豊かさであり、メカ絵の情報量の付け方を実演した。最初に描く部分の決め方や画面の情報量が多くなる楽しさを感じることができた。今回はそこに機能的構造を加えていこう。機能的構造とはなんだろうか。機能、動き、工夫などを感じさせるディティールのことで、例えば目が光っていたり軽量化を意識したデザインなどがそれだ。注意点としてその機能が視聴者に伝わる必要がある。人は「機能」を読み取った時知的好奇心をくすぐられる。どんな動きをするのか、どんな機能があるのか、そのような理由があるのか等を考える。機能的楽しさがあるとメカは更にかっこよくなる。魅力が増大するのだ。今回は昆虫型の歩幅が長い脚をつけてみよう。昆虫型の脚は歩幅を稼ぐことができる一方で全体の重量が軽くなくてはいけない。
実演:脚を描く時は、付け根の関節から始めると良い。関節は構造上頑丈でなくてはならないので、貧相にならないように注意しよう。脚の裏にシリンダーを追加したが、これは人によって好みが分かれるパーツだ。シリンダーを外に出すことが構造上よろしく無い、原始的だという考えもある。外装を外した時に初めて見える部品でもあるのでそこは好きに描いてみよう。脚を下から生やすことのメリットは2つある。1つは生物学的に見慣れていること。違和感が無い。2つ目は負荷がかからないこと。全体の重さを支えることになるので横から脚を生やすためには相当頑丈でなければならない。
牧田先生の描いているのを模写しているだけだが、情報量の多さを足していく事が大切だと実感している。キャラクターもそうだが単調に見えるイラストでもポージングを変えたり細かいパーツを付け足すだけでも印象は変わる。今までは機械類やアクセサリーなど細かいパーツを嫌っていたがそういうものを恐れずに描いていきたい。







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