【Coloso練習帳】ホ・ソンム chapter 14

ホ・ソンム先生「ダイナミックでスタイリッシュなキャラクターの完成」(全28講 26時間 30分)を購入したので消化していきます。今回はchapter14 首と肩。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

この章では首と肩についての骨格と筋肉の簡単な解説。鎖骨、肩甲骨、胸鎖乳突筋、僧帽筋についての解説がメインだった。

鎖骨と肩甲骨の繋目が肩峰(けんぽう)。これによって肩を動かすと、鎖骨と肩甲骨が連動する。この形を運動に合わせて正確に描写できるかどうかが大事だ。

正面から。ネクタイのような形の胸骨(きょうこつ)。この胸骨と鎖骨が中心で六角形のつなぎ目でくっついている。上から見ると、肩甲骨はハの字にカーブしている。このカーブを描かないと胴体が平面的になるので注意。

肩について。鎖骨の外側から肩峰につながる。腕の骨は肩甲骨にある穴にはまっているので、間接的に鎖骨ともつながっている。つまり腕を動かすと肩甲骨と鎖骨も連動する。実際に腕を上げてみると、鎖骨の外側まで動いているのがわかるだろう。約30度ほどまで上がる。下げる動きは5度から10度までの少ない動きだ。

肩甲骨について。後ろから。重要なのはボーンランドマークであること。皮膚の上から見える。それから動きを与えるときは、肩の関節から初めてランドマークをつなげる。(つまりボーンランドマークから先に描かない。)こうすることでキャラクターにポーズを与える事ができる。

筋肉。胸鎖乳突筋と僧帽筋について。

胸鎖乳突筋。耳の内側から逆ハの字になって鎖骨につながっている。イヤホンのように見える。実質的によく見えるラインは、鎖骨につながっている部分。胸骨がつながって胸鎖乳突筋が位置する。この筋肉は頭を動かすときに収縮と緊張をする。眺める方向と反対側が緊張する。写真の例。首元の筋肉に着目。解剖学的に勉強する時、筋肉をそのまま描くとグロテスクになる。大事なのは首は円柱の形状であるということ。そこに動くときに作用する部分があって、それを考えながら描写する。首の図形は、中の空間を意識する。その中の空間に骨がある。舌骨(ぜっこつ)である。逆さになった円錐形に似てる。骨の形を知っている必要はない。外から見えるシルエットを意識する。円柱の形をした胸鎖乳突筋を描いたあと、そこにはいる舌骨を意識する。するとくぼんだ空間が出来る。写真を見てみよう。すこしくぼんでいることがわかるだろう。

僧帽筋について。後ろから見るとその面積が大きいことがわかる。肩、肩骨棘に沿って脊椎に長く沿っている筋肉。頭を動かす時、や肩を引っ張るときに作用する。カレイの形をしている。横から見ると、肩甲棘と肩峰、鎖骨の半分くらいまで覆っていることがわかる。頭を後ろにそらすとどういう動きをするか?僧帽筋と胸鎖乳突筋の間には三角形の空間があるが、それが小さくなる。天を仰ぐように頭をもっとそらすと、その空間が更に小さくなる。つまり大事なのは、首の後ろから鎖骨に向かって一つの大きな皺ができることだ。これが描写されると立体感が出るだろう。

繰り返しになるが、筋肉をそのまま描写するとキン肉マンになってしまう。胸鎖乳突筋と僧帽筋には筋肉量が少ない人物は目立たない。胸鎖乳突筋は通常鎖骨のつなぎ目しか出ないだろう。僧帽筋も小さい。だからこの部分はシルエットとして描く。正面から見てみると胸鎖乳突筋の外側にも三角形のくぼみがあることがわかる。

次の章では胸郭について。

2024-05-11|
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