ホ・ソンム先生「ダイナミックでスタイリッシュなキャラクターの完成」(全28講 26時間 30分)を購入したので消化していきます。今回はchapter15 全面と後面の筋肉。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
この章は、まさに解剖学回ともいうべき回だった。1時間みっちり上半身の筋肉について教えられる。
3つのトルソーがあり、正面、側面、後面から筋肉についての話。大胸筋、小胸筋、腹筋、前鋸筋、外腹斜筋、広背筋、大円筋、小円筋と棘下筋、(棘上筋はマニアックなので名前だけだった。)脊柱起立筋についての解説。あと肩甲骨の解説。
大胸筋。鎖骨、肩から胸郭を経て腕の骨まで繋がるので、腕の骨を内側に動かすと収縮して外側に広げると弛緩する。
小胸筋。大胸筋の下に隠れている。少しだけ肩の方から見える。横から見たときに、小胸筋の部分だけ大胸筋が張り出す。最後に写真の解説があるが、乳首より下のほうが張り出している。
腹筋。特徴。中央のライン。いわゆるシックスパックというやつ。厳密には8個のパックに分かれるが、よほど鍛えないとそこまでは浮き出ない。腹筋は上のほうがラインが張り出している。そして左右対称のかもめの翼の形をしている。腹筋は量感のヒントをくれる。横のラインがどれだけ寄っているかで、ポーズを予測できるのだ。へそは3つ目のパックの下に位置する。
前鋸筋(ぜんきょきん)。肩甲骨の下部から位置する筋肉。肋骨を掴んでいるように覆っている。外腹斜筋(がいふくしゃきん)。前鋸筋と手を組んでいる形で、腹筋の方へつながっている。
背中の筋肉。背中の筋肉は、背中のラインに沿ってつながっている。脊髄を覆っているため。
広背筋。逆三角形の形をしている。前鋸筋を覆っている。ヒラメの形の僧帽筋の下側に位置する。
脊柱起立筋。腹筋の反対側のイメージ。上半身と下半身をつなぐ。こいつは単純化してアルファベットの「I」の形をイメージするといいだろう。中央に穴が空いており、そこから脊髄が見える。
肩甲骨について。主に4つの筋肉。棘上筋(きょくじょうきん)は僧帽筋で隠れるので、イラストを描くときにほぼ使わない。なので考えなくて良い。棘下筋(きょくかきん)と小円筋(しょうえんきん)はセットで考えると良い。区別が難しいというかマニアック。2つで逆三角形の形、肩甲骨を覆っている。大円筋。小円筋の下に位置する。
ここまでの筋肉について、残り10分くらい写真の解説。ソンム先生は実際の人体の写真で筋肉についての解説を入れてくれるのでわかりやすい。イラストだけだとイメージの定着が難しいからだ。
次は腕についての解説。それから手の解説を経て下半身の筋肉についての解説に進む。
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