Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter16 クロッキーと明暗3。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
今回は20分以上のクロッキー。銃(P90)を持った男性のポーズ。序盤は30秒クロッキーのやり方を駆使してコントラポストや動性を把握する。鉛筆をそっと転がしていくという感覚が大切だ。全体的に優しく手の力を抜いて軽く線を引いていこう。メインの流れが出たら手足の位置を確認しよう。明暗を入れるので鉛筆の先に力を入れながらアウトラインを形作っていく。初心者の人が一番苦労する部分がこの箇所だろう。全体の流れと比率を掴むのが難しい場合には30秒クロッキーを練習しよう。
鉛筆の芯がかなり長いことに気づいただろうか?これは鉛筆を長く削って寝かせて描くことが出来るようにしている。コントラストを描くときは寝かせるなどの使い方が可能になる。鉛筆を回して描くことも大事だ。芯の細さを維持することが出来る。なぜ鉛筆の芯を極端に長く削るのか?という質問を受けたことがあったが、それが回答になる。芯が折れやすくなるという欠点があるが、逆に言えば力加減を意識する事ができる。1cm以上芯を削って、木の部分は2cm以上出すことががおすすめだ。それくらい削ってから明暗を入れてみよう。
形も明暗も同じであることは前に述べた。明暗のような場合にも境界線をチェックしよう。このとき初心者と経験者の違いは手の強弱に出る。どの部分に力を入れるのか、あるいは入れないのかを考えよう。明暗をよく観察して一度に押すのではなく逆光から生じる暗い部分をチェックしよう。そうしないとコントラストが濃くなりすぎてしまう。全体的なメリハリも大事だ。キャラクターの顔を先に描くか体を描くかは人によるだろう。
地図帳を見ると高さごとに等高線が描かれている。明暗においても同じだ。明暗の作業をするときにそこを意識しよう。そして、強弱の調整は常に気をつけなければならない部分だ。気をつけることがたくさんあるが、明暗の強弱と形、線の強弱と形、鉛筆の状態(寝かせたり芯を回転させるなど)の3つのポイントを意識するとよい。
先程述べたように逆光の部分つまり暗闇の中の明るい部分を意識しながら明暗を描くことがポイントになる。暗闇の部分にもトーンはある。どこがシャープでどこが緩いのか明暗の精度を上げていこう。明暗の強弱によっても視線誘導できる。顔の部分にコントラストを与えると顔に視線が集中するだろう。それを使って絵を鮮明にすることも出来るし、ぼんやりとした印象にさせることも出来る。殆どの場合は顔に視線を誘導したいので顔のコントラストは気をつけよう。
手足、シルエット、全体的な形をもう一度確認して仕上げる。20分以上クロッキーで明暗をいれるときは明るい部分と中暗い部分をすべて入れよう。①明るい部分②暗い部分③中間の暗い部分④逆光⑤影 を入れることで絵に立体感が生まれる。
最初から復習しよう。序盤は全体の流れとプロポーションを捉えることに力を入れよう。流れと比率がポイントだ。このとき形を間違えないようにすることが大事だ。顔から垂線を下ろしたときに地面のどの部分に落ちるか、キャラクターで図形をイメージするといいだろう。次に細かい箇所を描写していく。このとき手などは難しいので、図形として簡単なアタリを描いていこう。更に次は全体的な明暗の境界線を入れていこう。光は右方向から来ている。そして左下から逆光が入っている。逆光がないと暗闇はすごい鈍くなってしまう。暗闇をいれるときは逆光をいれること。固有明度もチェックしていこう。次に暗めの部分に力を入れていく。ほとんどの主役は顔なので顔にもっと明度を割り振ってコントラストを強くした。次は手だ。手は第二の顔なのでそこにも視線が集まる。最後に仕上げだ。細かな明暗の調整、追加的な光の調整などをして完成だ。
クロッキー終了:まず銃の描き方はここでは考えない。人体の捉え方がメインだからだ。重火器などはもっと先に練習するし、難しいので後回し。人体について。手足の描き方がなってない。あとは明暗の入れ方。描いてみて分かったことは、例えば顔などは目のくぼみや、胸は鎖骨のつなぎ目など影ができるポイントがある程度決まっているので、そこに明暗を落とし込むと楽だということだ。これはソンム先生のときに学んだが、それをクロッキーで練習してけば力が付くだろう。また顔のパーツの配置も迷うことが多々あるのでそこを重点的に練習していきたい。人体のプロポーションの捉え方はなんとなく出来るようになってきたが、そこに明暗を落とし込むとなると途端にうまく行かなくなってしまう。しばらくは明暗の付け方をメインに練習したい。やっぱり描いている数(経験値)が不足しているのを痛感させられる。
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