牧田ゲニア先生「初めてのメカ絵:汎用性の高いメカデザイン術(全20講 14時間 52分)」を購入したので消化していきます。今回はchapter3_ディティールの複雑さがもたらす強み。その3
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
(前回の続き)正面を蝶番としてメカの全体のカバーが外せるようにしたい。通常の立方体の辺に厚みを加えることで質量を感じさせることができる。分割線を加えて外装が外れるであろうディティールを追加していく。これがメカらしさを演出する。現時点でだいぶメカっぽくなってきたが、ここから細部を詰めていこう。ここまで電池、排熱口、ケーブル、カメラといったものを描いてきた。メカを苦手とする人の多くは作図的な捉え方をしていて、細かく描いていかなければならないと思いがちだがそんなことはない。もし描いている途中で「こんな色を塗りたいな」と思ったら是非ともメモして欲しい。作業途中で思いついたアイデアというのも大切だ。冷蔵庫やPCでも「設置する」ことを考慮したパーツがある。滑り止め用のゴム脚などがそれだが、そういうパーツをつけていこう。電池の形がさみしいので細部を足していく。冒頭の話に戻るが、メカ絵というものはとっつきにくい中でなぜ電池から描いたのか?と言われたら描きやすいからだ。メカというものが成立するためにも動力源は必要不可欠だし、そこを描き始めると立方体しかなかった状態から脱却できる。(そこから派生するように描き足していけばよい)もちろん人それぞれ描き方は自由なので顔から描いていっても良い。自分なりにルールを作っていこう。さてメカの顔部分がパカッと開くことを想定しているが取っ手が必要だろう。自動開閉もあるが今回は取手をつけて開け閉めを想定する。最後にアンテナをつける。アンテナは地面と垂直になるのが一般的だがここでは見た目を優先して斜めにする。線の丁寧さやパースを意識することも大切だが、まずは思いついたものを描き足していこう。(完成)次回はこのメカに脚をつけていく。
時間かかったがchapter3まで終わり。やっぱりデジタルのほうが楽だったかもしれないが、今更後戻りできないのでスケッチブックでchapter5まで頑張って描く。
牧田先生はメカに焦点を絞って話をしているが、無機物全体にも共通して言えることが多い。例えば私は重火器なども描きたいのだが、牧田先生の言うように描く順番(とっかかり部分)を決めてしまえば良いと学んだ。長方形から描いて、銃身やトリガーを最初に描いて、そのあと弾倉やレーザーサイトという風に進めれば描く難しさを減らすことができる。今まで小難しく考えすぎていたのかもしれない。







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