【Coloso練習帳】らんふ_chapter17

らんふ先生「色塗り×構図で印象づけるキャラクター描画術(全24講 27時間 22分)」を購入したので消化していきます。今回はchapter17_修正。

後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。


この段階では足りない部分の描画をしたり、線画の修正をしたり、要素を追加する。この時点で8割程度完成している必要がある。また、1日寝かせたことで目をリセットしてから臨んでいる。ここで気づいたことは背景が白すぎること、服に装飾が欲しい、線画が粗いので修正する必要があるetc…。ラフの線をそのまま流用するメリットは印象をそのまま持ってこられることだが、デメリットとして線の粗さが気になること。ただしこの描き方は時間をかけたくない場合で、仕事として描く場合は線画を起こしていることが多い。線画=丁寧に描かなければいけない、というイメージがあるが決してそんなことはない。正しい位置に線を引けているかどうかのほうが大事。正しいというのは人体の比率や顔のパーツの位置などだ。線画に色を乗せるときはスクリーンレイヤーを使うことが多い、きちんと色がでるからだ。

全体のシルエットを見た時に違和感があるところを修正する。キャラクターが乗っている岩であったり、刀であったり。背景は白すぎるのでグラデーションをかける。もう一度全体像を見て画面の左右のバランスをチェック。岩の部分の突起などを修正。岩の欠片のようなものを散らして画面全体を整える。投げ縄ツールで選択範囲を決めて色を塗ろう。余談だが岩の面を割って塗る、ということは立体感の練習になる。皆さんもやってみよう。前後のオブジェクトにぼかしを入れることで立体感を出すとキャラクターに目が行きやすくする。(完成)

振り返りをしてみよう。まずイメージラフの作成→素体ラフの作成→イメージラフの作成。身体の肉感だったりキャラクターのポージング、色を塗って方向性を定める。最後にレイヤーわけをして細かい部分を表現する。線画をきれいに整えたり細部を追加したり。大事なのは完成させる前に一旦寝かせることだ。


らんふ先生のアニメ塗りメイキングを最初から最後までみて学んだことはたくさんあるが、前回も書いたように自分の絵のプロセスを見直すきっかけになったことが一番の収穫だ。これまでは鉛筆ツール→線画ペンであったが、改めて線画でなぞると時間もかかるしモチベーションも最後まで持たない。商業イラストにおいてはその過程は必要かもしれないが、デッサンや落書きで都度線画として描き起こすことに正直疲れていた。その点らんふ先生のラフからそのまま線画に持ってくるやり方はいい意味で手を抜いているのでぜひとも真似したい。あとは絵を一旦寝かせることの大切さ。これはソジ先生も同じ事を言っていた。自分の絵ばっかり見ていると目に補正がかかり、おかしいところもおかしくないと捉えてしまうらしい。目を一旦リセットすることで修正点が明らかになり、第三者から見る印象に近づくことができる。

課題としては背景、オブジェクト(岩など)、フカン・アオリ、髪の影、服のシワ、脚や靴など。数えればきりがないが、まずはフカンとアオリでの人体の練習。あとは無機物を上手くかけるようになりたい。ロボットとか銃とか、ここでいうとコイルの金属感や地面の岩の質感をもっと出せれば良かった。あとは背景だが、そろそろ放置している背景講座を受講しなければならないだろう……。課題は一つずつ丁寧に潰していくしか無いので時間がかかる。10億円くらい持っていれば朝から夜まで受講してウーバーイーツでご飯を調達し、速攻で積み講座をすべて消化する、ということもできるのだが。

次はらんふ先生の厚塗りメイキングとなる。

2025-11-14|
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