まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter38_物体を持っている手の間違い。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
また講座を受講する順番はsection1→section4→section5→section6→section2→section3を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
絵を描いていると道具を持っている手を描くだろう。今回はそこについて焦点を当てる。ポイントは先に手のひらを把握することだ。手のひらは背景のように感じられ指の複雑な動作に目が行きがちだ。例えば棒を持つ手を描く時、指を描いて手のひらを描いて完成させる方が多い。しかしこの順番だとミスしやすくなる。なぜなら基本的に手の甲・手のひらは四角い形をしており、そこがおかしいと違和感を感じるからだ。人間は基本的な骨組みがうまく認識できるように作られている。なので順番を守ろう。手のひらを描いてから指を描くと基本的な骨組み(腕・手首)が上手く描ける。また腰を持つ時など、ぎゅっと押して掴んでいるポーズを描いてしまう人がいるがこれも違う。そこまで力は入らない。持ったり握ったり押したりするポーズは手のひらのほうが重要なのだ。
長いものを持つ場合は?剣や棒など。このように棒を握るときは手首に気をつけよう。重いものを手首を曲げて持つと手首が折れる。手のひらを90度にして棒を握る場合は例えば筋トレ等だが、そのようなポーズ以外は角度90度以外では握らない、必ず手のひらはモノに対して45度(斜め)になる。棒に斜めから手のひらを当てよう。親指と人差指を描いて残りの指で握り込むように。武器を持ったポーズは基本の形なので覚えておこう。
鉛筆を持つ手。力を入れて握るが細いため形が異なる。鉛筆を握るときには親指、人差し指、中指が大事だ。3本の指が鉛筆を支える。このように指はその物体を支える役割と補助する役割がある。それを意識しよう。
両手を重ねる場合。ロマンス的なシチュエーションでは男女の手が重なったりする。厳密には手のひら同士は重なっていない。片方の手の指の上にもう片方の手のひらが乗っている。このような場合も注意しよう。あるいは手を繋いでいる時。実質的には指でもう片方の手のひらを支えている。このような手の写真は沢山資料を用意しよう。そして手のひらに対しては特に気を使おう。そしてこの動作で主な役割は手のひらなのか指なのかをチェックすると良い。
最後にもう一つ、スカートを持ち上げるポーズだ。人差し指の側面と親指で布を掴む。必要であれば他の指でも持ち上げられるが、ここでは2本の指だ。携帯電話を持つポーズも掴んでから描き始める人がとても多い。しかし最近の携帯電話はスリムだ。むしろ手より小さかったりする。そのため精一杯掴む理由がない。親指と中指で左右を支える。残りの指は後ろから落ちないように支える。手紙を渡すポーズ。封筒があるとする。実際にやると分かるが少し掴む程度だ。このようなポーズから言いたいのは、私達が考えるポーズが想像とは異なるということだ。よく観察してみればディティールがアップするので沢山観察してみよう。
今回は応用編の「手」だ。まきあっと先生が言う秘訣は「とにかく観察すること」だろう。手だけでキャラクターの感情や心理を表現することもできる。私は手を描くのが特に苦手なので観察と練習を繰り返していかなければならないと痛感した。
さて、これでsection3ポーズ編が終わった。section3は総じて応用編だ。次からは悩んだが、section10→9→8→7の順番で消化していきたい。構図や画面構成、パース、遠近法、材質と気になる順番から消化していく。講座も後半に差し掛かった。まきあっと先生先生の講座を終えるまで1ヶ月半-2ヶ月くらいはかかる予定。(1週間に3-5個ずつ消化&吸収&練習していくとして)
今回は手の練習。段々と分かってきたのは手を握るポーズ、例えばグーや剣や棒をもたせた時などの手の動きが描けていない。手を伸ばすポーズ、例えばパーやピースは何となく上手く描ける。今度からは苦手な握った手をメインに練習していこう。

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