まきあっと先生「スランプから抜け出すカジュアル風イラスト秘訣ノート」(全100講 49時間 12分)を購入したので消化していく。今回はchapter22_男性キャラクターの胸と胴体。
主に人体ドローイングの作品はそのままアップしていることが多いが、それ以外のノート等には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよとcoloso規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
また講座を受講する順番はsection1→section4→section5→section6→section2→section3を予定している。※section11(93章から100章)のみ各sectionが終わったタイミングで都度、受講する。飛び飛びになるがご容赦頂きたい。
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
今回は男性キャラクターの肩と胸、腹筋の細部描写ポイントについて。内容を理解するためには3つの筋肉を理解する必要がある。①三角筋。単純に肩にある筋肉と捉えているとミスをする。皆さんも知っている通り筋肉は筋繊維が集まって出来ている。そのため始点と終点がある。筋肉を覚えるときは始点と終点を忘れないようにしよう。三角筋の始点は鎖骨だ。外側1/3地点あたりから筋繊維が始まって上腕骨の外側中間くらいまでついている。後ろから見ると肩峰の中間地点から上腕骨に繋がる。ここまで見ると分かるが三角筋は前後対象の形だ。②大胸筋。大胸筋は三角筋を除いた鎖骨の内側から始まり、胸骨の横について上腕骨の上部まで続いている。三角筋の位置と大胸筋の位置が被っているが三角筋のほうが上にある。③腹直筋。いわゆる腹筋だ。胸骨の下側から始まって恥骨まで繋がる。腹筋というとお腹だけのイメージだが実際は長い筋肉だ。腹筋のいちばん上の筋肉は胸の筋肉と被っており存在感が薄い。下段部分はよほど鍛えないと見えない。結果として6つのブロックが見える。
男性の逆三角形の体を描こうとするときは広背筋が重要だ。背中の筋肉だが、これは次の講座で説明する。この部分が発達すると逆三角形に見える。しかし広背筋が逆三角形になったとしても腕が四角形だと意味が無い。更に腹筋のブロックは斜めに描こう。間違っているかどうかの問題ではなく少し斜めのブロックとして描くと洗練された印象を与える。これは個人差の問題だ。筋肉を描写するコツを一つお教えしよう。光と反対の方向の筋肉を細かく描写することだ。大胸筋と三角筋の連結ポイントも大切だ。両方の筋肉が発達するほど両方がくっつくように見える。くっつくと境界線の窪みは大きくなる。この描写をすることで筋肉の密度や立体感を高めることができる。筋肉を描くコツは大胸筋と三角筋を一つのブロックとして捉えること。実際は別の筋肉だが境界線を整えながら塊で書いていくと立体感が強調されて良い。僧帽筋も知っておこう。他人の肩をマッサージする時に揉む筋肉だ。三角筋と向かい合っている。
実際に写真を見ながら筋肉を分析しよう。大事なのはボーンランドマークだ。鎖骨があって肩峰につながっている。その間にあるのが三角筋だ。僧帽筋が上にある。この写真のようなポーズではつながっている様に見える。大胸筋は鎖骨の下にあるが発達すると鎖骨と大胸筋が合わさって鎖骨のラインが隠れる。多くの人が鎖骨のラインを肩先まで描かずに半分程度でやめてしまうのは、先端が三角筋と僧帽筋に隠れてしまい大胸筋の上部の箇所だけ影がつくからだ。
筋肉の始まりと終わりを意識すれば、体を稼働させたときにも応用ができる。当たり前だがまきあっと先生に言われてみるまで分からなかった。美術解剖学は一度で全て覚えるのは不可能なので、沢山の先生の講座を見て繰り返し学習していきたい。
今回は趣向を変えてジェスドロパーティーさんの動画。ジェスドロは楽しいんだけど比較する人(お手本)がいないと寂しい。直接指導してくれる人がいれば楽なんだけれども。




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