ホ・ソンム先生「ダイナミックでスタイリッシュなキャラクターの完成」(全28講 26時間 30分)を購入したので消化していきます。今回はchapter3 線。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
絵を描く時に、視聴者が抱くイメージを線を通じて変更することができる。AととBの線の比較。Aは不安定で危ない、弱い印象。Bは硬直、真っ直ぐで安定している印象を抱くだろう。このように絵を描くときには線の種類についても意識しなければならない。
セルジオ・トッピとエゴン・シーレの線画の比較。セルジオ・トッピは神秘的な印象を受ける。はっきりとしたアウトライン、内部は複雑だ。髪やシワもパターン化されている。エゴン・シーレは外形がくねくねしており、線の味を上手く活かして視聴者に狙った印象を植え付けてくるだろう。
線を面のように見せる方法。立体感の演出方法。5つ。
①量感のガイドラインを絵の中に溶け込ませる。ポイントは目立たないように描く。指、腕、爪の丸みなどで立体感を出すことが出来る。
②強弱調整。細い線と太い線。これが重さ。例えばオクルージョンシャドウ。
③密度調節。円柱の例。手前は幅が広く、両端に行けば幅が狭くなる。例えば頭を描く時、前髪の間隔にこれを適用できる。
④面を掴む方法。これが一番ソンム先生がやっていると言っていた。腕の立体感。シワの描き方。
⑤重畳。AとBを隠すだけではない。隠すことがすなわち立体感へとつながる。
これら⑤つの方法をどのように練習していけばよいか?一つは観察。どんな雰囲気が伝わってくる?影は何処?隠れる部分は?普段から観ること。もう一つはクロッキーだ。実際に描いてみる。
(描きながら)まず線の解釈に集中する。スケッチまで終わったら細部に移る。つながる部分の密度を高めると量感がアップ。頭を使って強弱をどのように描くのか。感覚が養われる。chapter4ではより詳しいクロッキーの方法について。
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