colosoでソジ先生の講座(全24講 22時間 37分)を購入したので消化していきます。今回はchapter13 線画。closo規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
前回から間隔が空いたが、理由は3つ。①個人的な理由によりイラストの時間が取れなかったから、②実際に自分でイラストを描きながら挑んだから、③ここからが一気に講座の難易度が跳ね上がって講義の消化が大変だったから、の3点である。①はどうでもいいので省略、②は後述するとして、③の理由、すなわち今回の章では2時間を超える時間が設けられており、かなりボリュームが多い回だった。….そして難易度も高かった。この章では、ソジ先生が線画をリアルタイムで解説を入れながら描いていく。しかもほぼノーカットだ。前章までで下書きが完了、それを背景にして解説を随所に入れながら描いていってくれる神回。結果として2時間超のボリューム回となっている。…とここまでは公式サイトのカリキュラムからも推測できる内容である。
言ってしまえば、chapter13はただの線画の回であって色塗りなどは一切ない。しかし、線画を描くときにプロのイラストレーターが意識している事は、私が想像しているよりも圧倒的に多かった。30秒映像を進めて、戻して、止めてまた30秒進める。字幕を見ながらというのもあるが、結果的に多くの時間を消費した回だった。しかしそれだけ得られるものがあったことも確かだ。
線画の順番について。人にもよるし正解は無いが、今回は、ソジ先生は顔の輪郭→髪の輪郭→顔のアクセ→目→鼻と口→首→腕→手→服→リボン(服アクセ)→スカート→ベルト→足 で描いていた。曰く、まず輪郭を完成させてシルエットを把握することが大事だから。あとは顔。なぜなら全体の雰囲気と比率のガイドラインになるからということだった。そして大事なのは「かならず全体画像を見ながら描く」ということだ。なぜなら…?そう、視聴者は全体で絵を観察する。何度もこの点を意識して描かないと、完成したときに違和感の原因になる。
線の描き方について。線を細々と途切れ途切れに描いていても意味がない。なぜなら弱々しい自信がない線になる。意図的に演出する場合を除いて、線は一気に描く練習をしておくとよい。前に述べたように、頭身比率が低いときは線を太くする。大体スケッチに使われる太さと同じ程度でペン入れしているという。
線を描くときに意識すること。まず頭と髪。つむじの表現はかならず行う。顔に髪を載せると顔が大きく見えるのを防ぐことができる。髪の細い凹凸はデフォルメで省略されている。なのでなめらかな線で表現する。耳は目と同じくらい重要。輪郭線を濃いめにして、なかの出っ張りを薄く描く。髪を描く時、髪の間に空間を入れる(穴をあける)ことがとても大事。人の髪はアホ毛などがはねている。それで髪の柔らかさ、立体感を表現する。
下絵をなぞるときは内側の線を取ったほうが良い。なぜなら私達の目は内側の線で対象の形を把握するから。
ペン入れの注意点3つ。①強弱をつけたか、②線を省略して描いていないか。例えば髪、つむじから毛先まで全部描いていないかどうか。③図形感が生かされているか。今一度意識してほしい。
最後に、線画が完成したら、グレーで全部塗り違和感の確認。線画のレイヤーを全て結合。コピーしてペースト。そうすると線画のレイヤーが2つになる。2つ目のレイヤーを選択、範囲外選択から選択範囲を反転→色域選択で領域を1ピクセル拡大、選択範囲を消去。そうすると線画の輪郭が縁取られる。
あとは冒頭で述べた理由②についてソジ先生が「ぜひ皆さんも一緒にかきながらやりましょう」と言っていたので。今回から自分の好きなキャラクターを描きながら講座に挑むことにした。ポケモンSVのナンジャモが好きなので彼女を描く。…線画が完成してから気がついたのは、彼女の着ている服がダボダボファッションなので手を書かないキャラクターだったこと。せっかく手をかく練習をすると決意したばかりなのに、今回は手以外の教えてもらったことを意識して進めることにする。
線画が完成してみて:改めて痛感したことは、髪の描き方・目の描き方がまだまだ。後は服が硬い。髪もそうだがもう少し柔らかみのある線で描けるように練習することにする。これは今後の課題とすることにし、次からは色塗りに入る。色塗りも結構ボリュームがありそうで、吸収しなければならないことが多そうな予感がする。時間がかかりそうだ。
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