colosoでソジ先生の講座(全24講 22時間 37分)を購入したので消化していきます。今回はchapter9ラフの修正について。closo規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
前回に引き続いて、収穫が多かったchapter9。一番驚いた事というか発見は、イラストが上手い人であればあるほどラフの段階できっちり修正するということだった。てっきり逆だと思いこんでいた。さらさらさら~と神絵を描いて、そのまま線画に移行するのかと思いきや、この段階でしっかり直すことがポイントだと言っていた。ここでの修正を疎かにすると後から後悔することが多いからだという。
ラフ修正のポイントは躍動感だという。躍動感とは、オブジェクトの先端のラインをとても動的に捉えること。ただ突っ立っているだけのイラストは誰にでも描けるし、面白くない。風が吹いている、動いている、跳んでいる…などキャラに動きを与える必要がある。そうすると髪やアクセ、服は当然に動く。ラフの段階でここを修正しないと後から苦しくなる。
いわゆる神絵師と呼ばれる人たちは、ラフの段階で非常に高い完成度の絵を描いており、もうそのまま完成でいいんじゃね?と錯覚するようなレベルの作品が多い。どうすればその頂に達するのか?スケッチとペン入れに相当な時間を使うことだと言っていた。なんなら最初は彩色と補正よりの時間をかけていいとのことだった。その繰り返しをしていくこと。
ラフ修正のポイントはグレー(別に何色でも良い)で塗りつぶすこと。こうすることで不思議と前には見えなかった違和感が見えてくるようになる。なぜならキャンバスの占める割合が可視化されるからだ。ここで最初に入った違和感をメモというかマークしておいて、その上から新規レイヤーで修正を施す。自分の持っているイメージとのすり合わせを、この段階で入念に行うこと。
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