colosoでソジ先生の講座(全24講 22時間 37分)を購入したので消化していきます。今回はchapter5 カジュアルキャラクターを描くために最低限必要な人体の知識 です。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。以下メモ書き。
本章は2つに分かれる。人体解剖学とそれを踏まえた描き方(意識の持ち方)である。まず人体解剖学について。人体解剖学といっても、本格的なものは他の講座に任せる。ここではカジュアルキャラクターを描く上で最低限持っておいてほしい人体解剖学についての知識である。男性と女性の簡易的なモデル、筋肉が透けて見えるイラストがある。僧帽筋とか胸鎖乳突筋とかの部位の解説。ポイントとしては、筋肉の名前を覚える必要はない。これらの筋肉を意識しながら曲線を描いていく癖をつけること。イメージとして柔らかい、生き生きとした今にでも動き出しそうなキャラクターを描きたいのならばそうするべきだ。わかりやすい例3つ。①上腕二頭筋と三角筋の隙間(つなぎ目)。ここで一回腕のラインが途切れる。②ふくらはぎ。外側の筋肉と内側の筋肉は対称についていない。ふくらはぎのラインが左右で異なる。③かかと。人間は立っている。後ろに倒れないために、かかとはしっかりと出っ張っている。ここを省略して描く人が多いが、違和感の原因になる。せっかく他の箇所が上手くかけていても、足(かかと)が描けていない人が多い。靴を描く場合ならなおさら。きちんと出っ張ってデフォルメするべき。
2つ目。それを踏まえた描き方。人体は硬いボックスではなく、丸っこい粘土のような筋肉と骨があるためなだらかなシルエットを持つことは先程述べた通りだ。これを絵に適用するためには….人体のシルエットを守りながらドローイングすること。その考え方について。ここでも3つ。①透視②断面を把握③体の中心線。①透視について、正方形の例。正面を除いた全てのポーズを描く時、人体にもパースがかかる。その比率、線を守ることが透視である。②断面。人体は丸い。先程述べた通り。服を描くときにも絶えず頭の片隅で断面図を考える。③正中線。カーディガンを着せる。ボタンの位置がズレていたらおかしいでしょう?体の中心を意識しながら、鎖骨の中心、へそ、股に向かって進むライン。カジュアルキャラクターは線が占める割合が多い。なのでドローイングをするときはしっかりドローイングをするべき。後で補正をかけてごまかそうとしてはダメ。
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