前回に引き続いて自作PCのことを書いていきますが、今回は予算の算定が主なテーマです。完成までにかかった費用の内訳について書いておきます。(写真がショボいのはスマホのカメラをつかっているからです。最後にきちんと撮り直します。)
まず、結論から書きますと、自作PCのマザボ部分にかかった金額(小計)は、
- CPU:Ryzen7 3700X 42,222円
- マザボ : ASRock X570 AQUA 125,523円
- グラボ:GIGABITE Geforce GTX 1660Ti 34,952円
- メモリ:Corsair DDR4-2666MHz RGB CMW16GX4M2A2666C16W 8GB×4枚 22,350円
- M.2 SSD:シリコンパワー 512GB SP512GBP34A80M28 8,505円
- M.2 SSD:インテル 256GB SSDPEKKW256G8XT 6,650円
- HDD:Seagate 2TB ST2000DM008 6,089円
- 電源:Corsair HX750i 80Plus Platinum 19,489円
- ケース:Corsair 678C White 25,801円
- ブルーレイドライブ:ASUS BC-12D2HT 7,575円
- ケースファン:Corsair LL140 RGB×4 19,154円
- ケースファン:Corsair LL120 White×3 4,766円
- 増設用USB:オウルテック OWL-PCEXU3E4 1,598円
- SATAケーブル延長用:アイネックス SA-047SA-BK 720円
- 電源延長用ケーブル:Novonest White 3,280円
- スリーブケーブル Novonest White 898円
- CPUグリス:ARCTIC MX-4 999円
- ファンコン:Corsair Commander PRO 9,711円
小計 340,282円です。
今回は本格水冷PCなので、これに本格水冷の機構にかかる金額を足します。
- ポンプ兼ラジエーター:Corsair Hydro X Series XD5 RGB PUMP 20,534円
- フィッティングパーツ :Corsair Hydro X series XF COMPRESSION 10/13mm 3,130×4個 税込13,772円
- フィッティングパーツ:Corsair Hydro X series XF Rotary Y-Spritter 2,719円
- フィッティング:Corsair Hydro X series XF Ball Valve 2,719円
- チューブ:Corsair Hydro X series XT SL 10/13mm 2,378円
- ラジエーター:Corsair Hydro X series XR5 360mm 9,584円
- クーラント液:Thermaltake P1000 Pastel Coolant White 1000ml 2,874円
- 水車:VBESTLIFE 型番不明 1,599円
- エンドキャップ:uxcell 型番不明 593円
小計 56,772円
合計 397,054円
でした。当初の予算が40万円なので、ギリギリその範囲内に収まりました。(実は、ラジエーターのサイズとファンのサイズを間違えて、280mmや420mmのラジエーターを買いました。それらの費用は含まれていません。)あとはOS代をいれていません。
自作PCを作ってみて初めて分かったことがあります。それはファンのサイズです。詳しい人からすれば当たり前なのかもしれませんが、恥ずかしながら、120mmファンと140mmファンがあることを知りませんでした。そして、当然ながらそれに呼応するようにラジエーターのサイズも異なってくるんですよね。当初は420mmのラジエーターを買って、140mmのファンを3つ取り付ける予定でした。しかし、ブルーレイドライブを取り付けた場合、420mmのラジエーターが取り付けられなくなりました。予め寸法をきっちり測定していたのですが、ドライブの存在を忘れていたことが原因です。仕方がないので280mmのラジエーターを発注したのですが、今度はケースの下の部分がスカスカになってしまい、少し寂しくなってしまいました。調べた結果、丁度360mmのラジエーターが入ることが判明して、360mmのラジエーターと120mmのファンを3つ買いました。このような理由により、ラジエーター2つと140mmファン(RGB)2つを無駄にしてしまっています。金額でいうと3万円くらいです。この3万円を使ってグラボないしCPU、M.2SSDをアップグレードできたので後悔しています。
まぁ、やっちまったもんは仕方がないので、勉強代だと割り切っておきます。後は、グラボを本格水冷化した時にケースの上部分に280mmラジエーターを取り付けたりする可能性があるので、その時に活躍してくれるかもしれません。(え?420mmラジエーターですか?知らん!)
もう少し費用を抑えようと頑張れば抑えられました。価格ドットコム等を利用して、安いサイトを優先して注文をすれば、例えばマザボは6,000円~7,000円費用を抑えられました。しかし、とにかく11月は悲しいことが幾つかあって、そこから現実逃避したかったというか、ヤケになってひたすらにポチったんです。いつも使っているアマゾンをベースに、なかった部品はオリオスペックやアークPCで発注しました。どちらかというと費用を抑えるというより、早く発送してくれるショップを選んだんですね。そのおかげで自作PCが完成した頃には、元気が戻りました。
ファンに関して。とにかく今回は「魅せるPC」を作りたくて、LEDが搭載されているファンを買いました。でもLEDが搭載されているファンって以外に種類があるというか、結構価格差もあって驚きます。最初はRGBモデル(色が変わるタイプ)を買ったのですが、360mmラジエーターを買う頃には「色を白で統一しよう」となっていたので、120mmファンをRGBモデルではなく、白のLEDモデルを買ったんですね。RGBモデルと単色モデルの値段を比較すると、大体単色モデルのほうがRGBモデルの値段の1/3くらいの値段で済みます。なので、もしも単色にしか光らせる予定がないのならば、最初からそっちを選択してもいいかもしれません。
クーラントは、実は自作PCを組み立てた当初は透明を買う予定でした。しかし、当時、透明のクーラント液がすべて売り切れていました。サイトをくまなく探せば見つけられたのかもしれませんが、当時の僕にはそんな元気はなく、じゃあコンセプトを変更して白で統一しよう、となり、クーラント液を白色にしました。それに合わせてLEDの色も白にしたというわけです。自作PCの画像ないし動画を検索すると、虹色に光らせたりしている方が多いのですが、僕はそれが好きにはなれませんでした。これは個人の好みの問題かもしれませんが、虹色に光らせるよりも単色のほうがかっこよくて好きです。また、僕は目が悪いので、ピカピカ光っていると網膜が痛くなるんですよね。網膜というか、目の奥といったほうがいいかもしれませんが、とにかく、机の横に置いて使うことを想定していたので、さり気なく、しかし魅せるPCというのが作りたくて、そのような理由により、単色のLEDで光らせることにしました。じゃあなんで最初RGBファン買ったんだよ、となるのですが、LEDファンってRGBモデルしか無いと思っていまして、組み立てている途中から単色LEDモデルがあることを知りました。最初から単色モデルの存在を知っていたならば、おそらくそちらの方を選択していたでしょう。
本格水冷の配管については、あくまで仮の状態です。もう少しかっこよくレイアウトし直す予定ですが、M.2 SSDに本格水冷の配管をしようかと悩んでいます。というのは、HDDってもういらないんじゃね?となり始めていて、一応2TBの容量を用意したのですが、動画を編集するわけではないし、強いて言えば写真のデータくらいしか保存しないんですよね。このマザボには2枚のM.2 SSDが搭載できますが、1枚はOS用として、もう一枚を500GBのものにしています。しかしそれをやめて、1TBくらいのM.2 SSDにしてデータを保存してもいいんじゃないかということですね。はっきりと言ってしまえば、もうHDDの時代が終わりかけているので、SSDのほうに移行しようか悩んでいるのです。HDDのアドバンテージといったら容量と、価格くらいですから、今後SSDの大容量化が進んできて値段が下がってくれば、自作PCではHDDはいらなくなるかもしれません。
話が少しそれましたが、要はM.2 SSD NVMeを本格水冷化しようと計画中です。なのでそれに伴って、また配管のレイアウトが変わる可能性があるんですよね。従ってこの配管は「仮」の状態です。グラボを本格水冷化/縦置きするかどうかは悩み中ですが、現状はこのままでいきます。1660Tiの水枕がない(需要がない)のと、縦置きにしてもあんまりかっこよくなかったことが理由です。Ryzen7 3700Xの8コア16スレッド 定格3.6GHzと1660Tiで僕には十分すぎる性能なので、しばらくはこのまま使っていきます。
今後、この自作PCを改造する予定があるとすれば、M.2 SSDの部分と、配管のレイアウトですね。あとはリザーバが若干傾いていたり、裏配線が汚いので、そのあたりを直したらまた記事を書きます。
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