らんふ先生「色塗り×構図で印象づけるキャラクター描画術(全24講 27時間 22分)」を購入したので消化していきます。今回はchapter5_魅力的に見える印象要素。
私はノートを取らないと寝てしまう性格なので、できる限りノートを取っている….が、coloso規約によりノートの写真には一応モザイクをかけている。というのも、「作品」はアップしていいよと規約*に書いてあるが、それ以外については書いていないからだ。深読みしすぎかもしれないが、「作品以外については」アップするなと読むこともできる。つまりそこら辺はグレーゾーンなので深く立ち入ることはしない。モザイクをかけたノートに意味があるのかは分からないが、どちらかというと私自身の寝落ち防止&モチベ維持の意味が大きい。その点はご容赦いただきたい。(人体ドローイングの作品はそのままアップすることが多いだろう。)
*各講座の講座資料「講座資料、提供ファイルの取扱について.pdf」より
後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
section1と2では人体の理論について解説したが、それを踏まえた上での話。魅力的に見える要素は人体以外にどんなものがあるか?
デフォルメについて解説しておきたい。デフォルメとは誇張表現であり、現実のものを誇張することでより伝えたい印象を伝えやすくする技法だ。まず顔のデフォルメについて話す。わかりやすいのは目だ。印象に残りやすいように大きく見える。デフォルメされたイラストだと目頭は省略されることも知っておこう。まつ毛の本数も大きいものが2,3本ある程度。瞳孔は縦長で描いているが、人によるので正解はない。まぶたの描き方によってキャラクターの印象は変わる。例えばまぶたを若干落とした様に描くと落ち着いたキャラクターの印象を与える。マイペースキャラやクールキャラで共通しているのは目玉全体が見えないことだ。常にまぶたに隠れている。また目のクマを描くだけでも印象が変わる。苦労しているキャラや寝不足キャラを演出したい場合は描いてみよう。口:歯を1本1本かくとリアルな描写になる。アニメ的表現としてギザギザしている歯があるが、これはリアルな本数で描くよりは本数を減らして描くと可愛く見える。猫っぽい口のキャラ、上唇が盛り上がっている表現なども取り入れてみよう。耳:これは正解はない。人によって描き方は様々だ。輪郭を描いて内側の輪郭、2本線を描いて耳たぶ、耳の穴という描き順で描いている。鼻に関して、鼻の輪郭を描くのではなく鼻頭を描く。唇も簡略化しよう。さて、ここからが肝心だが、デフォルメされた絵柄はデフォルメ具合を統一しないといけない。目だけ極端なデフォルメされたイラストがあるが、違和感というか気持ち悪いだろう。自分のしたいコンセプトをきちっと明確に定めることが大切だ。
表情による印象の変化:楽しいときは眉が上がり口角が上がる。怒っているときは眉間にシワが寄って口角が下がる。悲しい時は眉が下がり口元が歪む。汗による表現も大事だ。笑っている表情と怒っている表情に汗を追加しただけで動揺や焦りが感じ取られる。ムカついているときは血管の浮き出ている表現を加えるだけで怒っているようにみえる。目の部分に影を大きく入れるだけで内心キレていたりするように見える。照れていたりする場合は「///」の表現をつける。ネガティブな表現は「||||」の表現を眉間やおでこにいれることでガーンという表現になる。このように顔の表情だけでもキャラクターの印象の変化につながる。
仕草による印象の変化:活発・明るい印象を与えたい場合は体の可動域を大きく動かそう。このキャラクターは体を動かすのが好きなんだと思わせることができる。クール・落ち着いた印象を与えたい場合は体の可動域を大きく動かさない。内気・臆病な印象を与えたい場合は猫背っぽく体を内側に巻くように。強気な印象を与えたい場合は身体を広げるようにポーズを取らせよう。
印象の強弱:より自分が求めている、相手に伝えるための工夫。①画面内の女の子をより驚いている風にするためには?動きのあるポージングを加えることによって感情が表に出ている躍動感を与えることができる。顔に汗をつけて口の開き方を工夫することでも印象が変わる。瞳を小さくしたり髪の毛を広げたりすることでキャラクターが急な動作をしたという想像が広がる。②画面内の女の子をより恥ずかしい印象にしたい。視線を外して目を合わせたくないという感情を出す。口元を手で隠してみたり頬を人差し指で掻いてみたりすると照れているんだな、という印象になる。口もすこし尖らせてみたり、ふにゃふにゃとした輪郭線に変えてみたり。汗をかかせてみたり。③笑っているキャラクターの場合。より笑っているようにしてみよう。頬を赤らめてみたり、涙を出させてみたり、眉を大きく上げてみたり、笑いすぎて腹が痛いというように腹筋を手で抑えさせてみたり。反対側の手で指を指してみたり。④怒っているキャラクター。目を見開いて眉間にシワが寄る。口も大きく開ける。動きのある髪の毛や握りこぶし。⑤泣いている時。眉間にシワが寄って眉が下がる。まぶたがクシャッとなる。目は涙に覆われていてうるっとしている。なので瞳孔は波打つ輪郭にする。大粒の涙や頬を伝う表現。手で涙を拭いているようにしてこちらに視線を合わせると、泣いている場面に遭遇したかのようなシチュエーションになる。このように仕草の強弱によって印象を与え方が変わる。
動画内でらんふ先生が描いていた5つの表情とポーズの練習。やっぱりハイアングルやローアングルが苦手だ。写真2枚目のハイアングルは時間がかかった。らんふ先生はハイアングルを描くのがめっちゃ上手い人なので、この技術を盗めるように頑張りたい。あと表情もお手本と比べると印象が弱い。多分らんふ先生はルーミス式?で描いているが、私はラッキ式なのでそこら辺を上手くすり合わせていけるように練習が必要だ。


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