【Coloso練習帳】Mark.J chapter6

Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter6 人体クロッキーの基礎3。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

3分クロッキーについて解説。昇華カメラから始まる。頭をチェックして、コントラポストと骨盤の傾きを確認。頭から肩を通り越してラインを決めたら脚までの比率を確認する。3分クロッキーでは時間があるので、細かな人体の描写が求められる。メインの流れとプロポーションを確認したら細かい描写に入る。鉛筆の力加減、線の強弱にも注意。線を書くのに注意しなければならないのは、視野が狭くなりがちなことだ。全体のプロポーションをチェックして、より安定した形を演出しよう。アウトラインを整理しながら全体の線の強弱調整、バランスを整えながら形を仕上げていく。近い方の先に力を入れて太くすることで、遠い線との立体感の違いを演出できる。

続いて5分クロッキー。頭の位置を決めて、肩、腰の位置をチェック、アウトラインの作成。線を書くときに肩を動かすことを忘れずに。ある程度メインの比率と流れが出てきたら、どのようにシルエットを形作るかを考える。指先も簡単な流れでアウトラインを作ろう。手や足のような末端部分を書く時、特に指のような複雑な構造を見る時視野が非常に狭くなりがちだ。精密な形を作るときは視野が狭くなる。腕全体の長さを観察するように努めよう。

次は3分クロッキーのあとに簡単な明暗(陰影)を作る。30秒クロッキーをしていれば肩や骨盤のコントラポストが分かるだろう。このように大きな比率と流れが掴むことができるようになると、3分クロッキーでは線を更に細かく描く余裕が出てくる。アウトラインとインラインで包み込むように描こう。鉛筆を回転させながら描くと、芯のすり減り方が均一になって描きやすい。線の重なりを意識しながら、近い方と遠い方の線を分けていこう。今引いているのが境界線だ。境界線を引いてから、鉛筆をこすって簡単に明暗を入れていく。影の境界線、つまり線という形だと認識しながら全体の影をチェックしていこう。明暗の境界線の部分をチェックし、鉛筆を寝かせて広い面積で敷くと時間を節約することができる。明暗を敷きながらアウトラインの線引きと足りない分の明暗を埋めて、全体的な絵のバランスを整える。鉛筆の持ち方を変えたのが分かっただろうか?字を書くように持つときは細かい描き込みをしたい時だ。自分にあった鉛筆の持ち方を探してみよう。

3分ないし5分クロッキーのときの、詳しい描き方の解説。頭をチェックして、肩と腰の傾きと前進の比率。アウトライン(外側の線)とインライン(内側の線)を交互につなげていく。線の重ね合わせについては、近いほうが遠い方を覆うということだ。手前の腕が体(ボディ)を覆っているのが分かるだろう。線がどのように前にあるのか後ろにあるのかをチェックしながら描いていく。指が1本あるとしよう。指を折り曲げたときに、第一関節の線が前に来るのか第二関節の線が前に来るのかで指が手前に向かっているのか奥に向かっているかが変わるだろう。輪郭は同じなのに、線の違いによって遠近が変わるのだ。

今までのまとめと学生の作品の例。10秒クロッキーと30秒クロッキーでは骨格、動性、比率と流れ、コントラポストが大事。1分から2分のクロッキーは厚みが加わる。3分以上のクロッキーでは細かい形や筋肉の流れを捉えよう。そこで初めて解剖学の知識が入ってくる。鎖骨や肩甲骨、腸骨棘などの指標(ホソンムではボーンランドマークといっていた)を目印にすると良い。左に人体の模型があり、その指標の解説。膝蓋骨(ひざ)や足首も大事だ。人体の11の指標を認識してヌードクロッキーをすることで、より明確なポイントを認識して作業することができる。

2024-09-26|
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