【Coloso練習帳】Mark.J chapter7

Mark.J先生「趣味から実務まで:人体クロッキーマスター」(全22講 12時間 29分)を購入したので消化していきます。今回はchapter7 ジェスチャークロッキーと輪郭クロッキー。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

この章はジェスチャークロッキーと輪郭クロッキーの違いと特徴についての説明だった。

1枚の画像。左の部分はジェスチャークロッキー、右の部分は輪郭クロッキー。輪郭クロッキーは対象を全体的に見るジェスチャークロッキーとは違って、部分的に始まって部分的に終わる。全体を把握して大きなある形の比率と流れを認識して描くのではなく、部分から形を追いかけて、形の部分に着目しつつ描いていく。そのため線が非常に細かくなる。まるで目からレーザーが出るかのように細かく対象を観察する。自分が見た分だけ自分の手が動く必要がある。見た分だけ描くのだ。そのため、対象のシルエットや内部を描き続ける。すると最終的に一つの輪郭が浮かび上がる。

輪郭クロッキーはジェスチャークロッキーの欠点を補うためにある。ジェスチャークロッキーのメリットは流れや比率、全体的な大きさを把握する練習になるということ。デメリットは線画はっきりしすぎるので鮮明さが落ちるということだ(全体にばかり目が言ってしまうので、細かい観察をしなくなるということを言いたいのだろう)。

昇華カメラによる輪郭クロッキーの実践。Mark先生の左手を描いてみる。輪郭クロッキーは鉛筆を紙にくっつけたまま筆を動かしていく。文字通り見たまま描くのだ。対象の形、明暗の境界線も一緒に描いてもよい。全体的に描く部分がジェスチャークロッキーとははっきり違う。観察力を養うのにいいトレーニングになる。まるで目で対象物に触れているかのように描いていくのだ。

フランケンシュタインを輪郭クロッキーで描いてみよう。輪郭の対象がはっきりしているのを輪郭クロッキーで描いてみるとわかりやすい。ジェスチャークロッキーとは違ってどこから始めても問題はない。Mark先生は目から描いていた。ポイントは見た分だけ動くということだ。髪の毛は細かくひろいすぎるとわからなくなるので髪の毛の束を捉えていく。影も形だ。そのため影がはっきりするときは影のラインも描いてみよう。線への集中力を逃さずに描いていこう。初めての人は顔の形がだいぶ変わってしまうかもしれない。大事なのは見た分だけ動くということだ。ジェスチャークロッキーとは全くアプローチの方向が違うことが分かるだろう。複雑に見えるラインは複雑に見える程度に描いていく。髪の毛や服の繊維の1本1本まで書く必要はない。見た分だけ動かす。そこを念頭に置いておくこと。まだ1度も鉛筆を紙から話していない。全体が完成して初めてペンを離して陰影を描いていこう。

画像が変わって、次は側面を輪郭クロッキーで描いていこう。側面なのでシルエットの変化が大きい。どこから始めてもよいが、はっきりとわかりやすいところから始めると良い。初心者の人は同じ順番で描いてみよう。何度も言うがポイントは見た分だけ動かす。そして鉛筆を紙から離さない。そうすると、あとは手元を見ないで対象を見ながら筆だけを動かすこともできる。初心者は輪郭クロッキーになれることを目標にしよう。ジェスチャークロッキーと同時並行してやってみて、自分に合ったクロッキーの方法を探してみよう。輪郭クロッキーはアナログで練習しよう。デジタルだと紙に鉛筆が引っかかる感じを再現しづらい。そして線を最初から最後まで繋ぎっぱなしなので、「戻る」ボタンをおしてしまうと全ての線が消滅するだろう。そのような問題もあるので、紙と鉛筆で練習するのが良い。

1体にかかる時間は大体10分前後。

2024-09-26|
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