自家焙煎という沼にハマる

僕が珈琲が好きな理由の一つに、その中にある苦味と酸味があります。ほろ苦い人生のような苦味の中に、辛酸がちょっぴりとアクセントとなっており、苦味と酸味が調和して織りなすその味はまさしく僕の人生そのものといっても過言ではありませんが気がつけばその味に魅了されていました。そしていつからか僕は美味しい珈琲豆を求めて珈琲店をめぐるようになり、色々な珈琲豆を買い漁っていました。趣味と言ってもいいでしょう。そんな珈琲が大好きな僕ですが、今年の初売りでついに自家焙煎機を買いました。そんなわけで、今回はそれを購入して、珈琲豆の自家焙煎をしましたという内容になります。

初売りで買ったのは家庭用の小型焙煎機です。コーヒー豆の焙煎方法には幾つかありますが、これは熱風で焙煎する方式を採用しています。家庭用ということもあって一度に200gまでしか焙煎できませんが、それだけあれば十分です。

日常的にショップで売られている珈琲豆は、生豆(収穫して洗ったもの)を熱にかけて焦がしたものであるのは周知の通りですが、珈琲の自家焙煎とは、この工程を自分で行うものです。自家焙煎するメリットとしては、やはり自分で好きな焦げ方(味)を追求できることでしょう。豆の煎り方によって浅煎りや深煎りなど変わってきますが、僕は深煎りのほうが好きだったりします。

その好きな深煎の珈琲豆を求めて、7,8年ほど前から色々なお店を巡っていたのですが、結局これだ!と僕のハートをがっしりと捕まえてくれる子は見つけられず……、結局の所、自分でやればよくないか?という結論になってきました。このような理由により、意を決して自家焙煎という沼に足を踏み入れたのです。


自家焙煎は、生豆を煎るという工程です。従って生豆がなければなりません。ということで生豆をネット通販で買いました。タンザニアとコスタリカです。

珈琲豆にはそれぞれの産地に沿って特徴がありますが、その点についてはまた改めて書きます。実際のところ、自家焙煎が沼と言われる所以がまさしくここにあります。産地によって豆の大きさや味が完全に異なってくるからです。なので、それぞれの豆によって煎り方で味が全く変わってくるのです。ここを追求していると時間がいくらあっても足りません。また、人によって好みの味が変わるのは当然ですから、その人にとってどのような豆をどのように焙煎して珈琲として抽出するのがいいのかは変わってきます。更に、ドリップやサイフォンなどの抽出方法によっても味が変わってきます。ましてや、それぞれの豆をブレンドしてオリジナルの味を出すことも可能ですから、日本全国に珈琲屋が存在する理由も分かります。 完全に沼です。

色々と書きましたが、本題に入ります。今回は写真左、タンザニアの豆を焙煎しました。焙煎といっても機械にいれてボタンを押せば終わりなので僕は終始写真を撮っていただけなのですが。

生豆の状態だと、僕たちが普段見慣れている茶色とはかけ離れている色です。匂いとしては、草の匂いがするというか、青臭いといえばいいのでしょうか、独特の匂いがします。珈琲豆のいい匂いはまったくしません。

これを機械に投入して、焙煎していきます。

時間が経過するにつれて色が変化してきます。だんだんと僕たちが見ている茶色の色に変わってくるのですが、どの程度まで煎るかによって浅煎り→中煎り→深煎りと変わってきます。


今回はこのあたりで焙煎を止めました。いわゆる”中深煎り”あたりでしょうか。そのあたりの加減はまだ分かっていませんが、この段階に入ると珈琲の匂いが充満してきます。

機械から取り出して粗熱を取りました。最初の状態とは全く違う、茶色の珈琲豆の完成です。若干のムラが生じていますが、そこは許容範囲というか、特に最初はこんなものでしょう。


ドリッパーにセットして、

抽出します。

 

できあがり

これからは趣味として、自家焙煎というものを追求して行く過程で気がついたことや考えたことなどをブログとして書いていくことにします。