【Coloso練習帳】ホ・ソンム chapter 22

ホ・ソンム先生「ダイナミックでスタイリッシュなキャラクターの完成」(全28講 26時間 30分)を購入したので消化していきます。今回はchapter22 アングル。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。

アングルとはカメラの目線(角度)のことである。ハイアングル、ローアングル、水平アングルの3つに分かれる。大事なのは最初にカメラの角度を決めてしまうこと。それからキャラクターとの距離を決めることだ。これは奥行きの手がかりになる。

chapter2で出てきた透視遠近法の5つのコツ。このうち①縮小と②集中を使う。①カメラが近くなればなるほど対象は大きく、遠くなるほど小さくなる。②近ければ密度が濃くなる。

水平アングルの場合。縮小や集中の割合が一番少ない。2体あるうち右側のほうがカメラとの距離が近い。部分的にローアングルで、部分的にハイアングルなのがわかるだろう。歪曲が入っている。半側面。左側はカメラとの距離が遠いので人体の肩や腰も平行。右はカメラの距離が近いので頭やつま先に行くに従って集中の概念が適用され、人体が歪曲される。このような演出を通じて違和感のない人体を描くことができる。

ハイアングル。下方向への縮小が大きく適用。カメラの距離によって程度は異なる。遠くからのほうが縮小は弱くなる。短縮は同じように適用される点に注意。下に下がるほど人体固有の屈曲によって重畳と短縮が頻繁に発生する。

人体は図形化したとき、首は下向き、胴体は少し上向き、腹は下向き、足は正面、膝は下向き、ふくらはぎは正面向き。つまり短縮と重畳の概念が適用される点に注意。下向きになっている首、下腹部と膝は短縮と重畳が適用されて見えなくなる。足は太ももから下がって膝で曲がるので、膝で短縮されふくらはぎは短くなる。

ローアングル。ここでのローアングルは目線が膝のあたり。ふくらはぎまで水平なアングルに近い。人体の重畳を考えたとき、短縮される部分はどこだろうか。ハイアングルで短縮されなかった胸や肩と首は短縮される。反対に骨盤と足のラインは短縮されない。骨盤は正面に近いが少し歪曲する。顔面も短縮されて顎のラインが見える。胸板よりも肩が下がっているので、腕が長くなるのがわかるだろう。ローアングルの場合にはハイアングルよりも描くのが難しい。シルエットや資料をよく見ること。先に膝のガイドを描くとよい(多分目線のガイドのことだと思われる)。

更にローアングル。短縮と重畳がさらに適用される。最初に立方体を描いて人体を収納するイメージで描いていく。最初に足裏、それから人体の幅を考える。骨盤は底面がよく見え、胸郭は短縮される。首は見えない。腕は長く見える。

大事なのはたくさん練習すること。そして資料を見ることだという。

ハイアングルとローアングルは、なかなかうまく描くことが出来ていないので、この回は非常に参考になった。あと練習量が足りないので、ホソンム1を終えたら少しジェスチャードローイングをやる予定だ。

2024-06-29|
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