ホ・ソンム先生「ダイナミックでスタイリッシュなキャラクターの完成」(全28講 26時間 30分)を購入したので消化していきます。今回はchapter9 目。coloso規約によりノートは一応モザイクを掛けます。後はあまり詳しく書くとなんか言われそうなので以下メモ書き程度。
前回は頭の構造について学習したが、今回は目について学習する。目は眼窩(頭蓋骨の目のくぼみ部分)にピッタリとはまっている。しかし微妙に隙間がある。具体的には鼻よりの上の部分だ。ここに影ができる。
眉毛は眼窩の上のラインに出来る。平行眉や、かもめの翼、悔しそうに見える眉など色々な眉毛がある。毛の流れについて。両端は密度が低い。中央部分が一番密度が高い。そこを踏まえたうえで眉毛を描くことが出来る。
目蓋の厚みの表現。下瞼と上瞼の厚みは異なる。どんな目つきであれ、ある程度上下の差をつけて描くことが大事。両方が同じだとエジプトの壁画みたいになる。一般的には上瞼の方を厚く描く。タレ目の場合は上瞼のカーブを変える。
側面を観ると、目つきの差による変化は少ない。
まつ毛の流れも大事だ。下まつ毛の密度は低い。上まつ毛は中央から外側に向かって展開している。この差を利用することが大事だ。デフォルメされた目のラインは、下瞼が省略されたりするが、その理由がわかるだろう。
目の表情について。トロンとした目、覚醒した目、眉間にシワを寄せた目など、目蓋の変化で表情をつけることが出来る。目にポーズを与える時、基本は上瞼が変化する。例外として、頬の筋肉を動かして結果的に下目蓋が動く場合がある。
ナナメで観る時。側面から見ると、正面から見た場合に加えて、側面から見える深みやラインの変化を忘れずに。頭のときに話した短縮の概念を適用する。奥の方にある目蓋のラインが急激に変化することがわかるだろう。カーブのラインが変化する。上から見た場合と、下から見た場合も同様。
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