自家焙煎記録No.11 -コロンビア スプレモ カフェインレス-

今回はコロンビアのコーヒー豆を焙煎します。特徴はなんと言ってもカフェインレスであることです。産地は不明(恐らく各地から1箇所に集めて、どこかの処理場でカフェインレスにしている?)ですが、スプレモというコロンビア独自の規格で、最高ランクの一つです。

カフェインレス自体に苦味の要素があるらしいので、カフェインを除去してしまうと苦味が薄くなります。そのため、通常よりも深い焙煎をする必要があります。このコロンビア・スプレモ・カフェインレスは通常であればシティローストですが、今回は上記の点を考慮してフルシティに仕上げました。

まずはテスト・ローストとして100gを240度で焙煎。焙煎環境は2020/10/17、気温は24.9度、湿度40%、曇りでした。その結果1ハゼが9.7分、2ハゼが13.5分でした。2ハゼピークが14分前後、完全に終了するのが15分あたりでした。意外だったのが、焙煎終了時の見た目です。コーヒー豆は焙煎が深くなるにつれて油が豆の表面ににじみ出てくるのですが、カフェインレス豆は見た目が通常のそれとは違い、焙煎が進んでも豆の周辺に油が滲み出てくる様子がほとんどありませんでした。豆の表面に油がどれくらいにじみ出ているかどうかは、焙煎度合を判断する重要な指標であるのですが、カフェインレスのコーヒー豆を焙煎する際にはそれが使えないことに注意が必要です。見た目以上に音で判断することが求められます。

テスト・ロースト結果と冷却時間を考慮して2ハゼ開始手前となる仕上がりとなる12.5分、2ハゼピーク手前となる13.0分、2ハゼ終了間際となる13.5分で焙煎しました。左からその順番です。一番右は16.0分までテスト・ローストしたフルシティ~フレンチの段階です。結果は13.0分か13.5分の2ハゼが始まってからのほうが美味しかったです。やはりカフェインが無い分だけ、苦味が薄くなってしまうという特徴がありますから、それを補うように通常よりも0.5段階~1段階くらい長く焙煎した、フルシティ前後の段階がベターと言えます。

上記の結果を踏まえて13.5分で焙煎。美味しいカフェインレス・コーヒーが出来上がりました。